煎餅の旅と日常

埼玉県生まれ、埼玉県育ち、生粋の埼玉っ子が関東を飛び出し旅へ行く。様々な街へ行き、現地の鉄道に乗り、様々なものを食べた私の旅のゆるい記録です。

東北本線乗車旅1日目・2日目 南越谷→須賀川

 旅が好きで、ここ数年で旅行に行く機会が増えましたが、時間が経てば経つほどどんどん忘れていってしまうので、今のうちに記録を残していくことにします。

 

東北旅行 2019/3/2~2019/3/7

長期休暇のため、前々から行きたかった東北地方に行くことに。福島県に住む祖父母宅にお世話になりつつ、地元から盛岡まで東北本線を往復する計画を立て、宿をとって準備しました。この後トラブルが発生するなんて露程にも思わず…

 

リンク集↓

くさせんべいの記事リンク集 - 煎餅の旅とご飯と日常の記録

1・2日目→これ

3日目→ https://kusasenbei.hatenablog.com/entry/2019/04/19

4日目前半→ https://kusasenbei.hatenablog.com/entry/2019/04/21

4日目後半以降→まだ

 

<1日目>

南越谷駅からひとまず祖父母宅の最寄りである須賀川駅を目指します。

[南越谷5:31→南浦和5:43/5:54→浦和5:56]

青春18きっぷを使うので、東武線を北上すると余計にお金がかかりますので浦和経由ルートで行くことに。

 ですが入線シーンを動画で撮っていたので、早速画像を拾い物で代用…ダメダメですね…

来たのは総武線から転属したE231系でした。自動放送がいまだに慣れません。

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南浦和京浜東北線(ケト線)に乗り換え、浦和駅へ。ケト線は面白みのな…いつも通りのE233系でした。画像は省略。
浦和駅からは宇都宮線(東北本線)に乗ります。気分としてはこの駅から本格的な旅がスタートした気分です。

 

[浦和6:05→宇都宮7:29]

また代理写真。E233系でした。

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途中で東武日光線の下をくぐり、東武と別れて利根川を渡ります。

東武線の橋梁はガタンゴトンとめちゃくちゃイイ音をたてて通過するのですが、こちらはロングレール化されているのかそのような音は出ません。地味。

宇都宮線国道4号線と並走しながら北上していきます。

朝なのと、黒磯仙台方面それぞれ接続がよろしくない列車なので、一般利用者も同業者もほとんどいなかったと思います。

1時間半ほど揺られて、宇都宮到着。 

ここで、先発7:40分の列車に乗るか、黒磯での接続がピッタリの8:03分の列車にするか迷いましたが、先発の列車にすることに。

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 (写真は後の列車内で撮影。ようやくまともな写真が置ける…)

宇都宮では名物の一つ「レモン牛乳」を購入。

先発列車にするのを決めたのはいいのですが接続10分ほど。

改札内売店レモン牛乳が売っておらず、改札外まで行ったので時間はギリギリに…

というか宇都宮駅ってニューデイズ3店舗(以上)あるんですね。多くない??

 

[宇都宮7:40→黒磯8:31]

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(上は黒磯で撮影)

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先発列車は変わらず205系でしたが、なんと4+4両の8両編成でした。こんな運用があるんだとびっくり。

ロングシートに座る気にはなれなかったので前面展望見てました。

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途中で何回も貨物とすれ違いました。残念ながら機関車は専門外なのでよくわかりません…

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終点黒磯に到着しました。先発でいったので接続時間はかなりあります。

新幹線駅がお隣りの那須塩原にできたのでこちらは地味な印象ですが、運行上重要な駅であるためか、しっかりニューデイズがありました。

あとこの時ちょうどシンカリオンスタンプラリーがやっていたのですが、首都圏メインなのにこんな首都圏の端っこの駅にもスタンプがあったんですよね…いやちょっと遠すぎませんかね?

 

時刻表の列車番号の末尾にMがついてたので、次はE531系です。

今までは黒磯駅構内で電化方式が変わっていた(=黒磯駅で乗り換え)のですが、それが電化方式が変わる交直セクションが黒磯駅北に移されることになり、黒磯→高久で交直両用電車が必要になりました。そこで新白河で系統分離することになったのですが、その区間用にわざわざ新車を導入するワケもなく、朝夕は常磐線E531、日中はなんとキハ110(電車ですらない)を導入しています。これは時刻表の列車番号の末尾がM(=E531)かD(=キハ110)かで判別できます。

前にもこの駅には来たことがありましたが、その時は交流電車のE721系が来ていました。

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(上は黒磯駅)

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(上写真は新白河駅で撮影)

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東北本線黒磯以北のホームは一段低くなっており、首都圏型のE531系は段差があります。障がい者にやさしくない仕様()

前で待っていたのですがボックス席は後ろの方についてました。スーっと通り過ぎていくボックス席。ロングシートか立ち席を覚悟しましたが、奇跡的?に空いていたので座り、一路新白河を目指します。乗車時間30分?短いですね(感覚マヒ)。

 

[黒磯9:06→新白河9:31]

途中上り線と離れたりしつつ、北上していきます。

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新白河駅8番線に到着。

5番線には黒磯方面に向かう列車が止まっていました。

普通は黒磯発着の列車は6番線、郡山方面発着の列車は7番線に到着し接続を行うのですが、6・7番線は中線に車止めを設置し区切った構造なので、白河駅の留置線から発着する回送列車は5、8番線を使うようです。上のキハ110は白河駅から出庫してきた車両で、8番線に到着したE531白河駅へ回送されていきました。

 

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(見ればみるほどド下手な絵である)

 あと後々知ったのですが、新白河駅の1~4番線は東北新幹線に充てられているようですね。2、3番線は通過線に充てられてるようです。

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新白河駅舎。誰だこの銅像のオッサn…と思ったら、何と松尾芭蕉でした。そういえばこの地域は白河の関と呼ばれていたのでしたね。

地元埼玉だとお隣り草加市と関わりが深い人物です。歴史は中学レベルで止まっているので詳しく説明するのは避けることにしますが、一応この地ではこういう句を詠んだそうです。

 

 卯の花をかざしに関の晴着かな 曾良

 

 曾良って弟子の名前だったような??

 

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ホームに戻ると701系が停まっていました。

オールロングシートで、「東北版走るンです」と呼ばれるなど何かと鉄ちゃんから嫌われる車両ですが、こいつの独特の雰囲気は個人的には好きです。12人掛けロングシートとか、車端部の木目調とか。

これで本日の目的地須賀川に向かいます。

 

 [新白河9:59→須賀川10:26]

郡山に近づくにつれ、閑散としていた車内は人でにぎわうようになっていきました。

この地域ではボタンを押してドア開閉する半自動ドアですので、当然地域の人も慣れっこなんだろうなと思っていました。ですが矢吹辺りで乗ってきた学生達は開かないドアに「???」って反応をしたのち他の人が開けたドアから乗車していました。不慣れな人もいるんだと驚いたものです。

 

宇都宮駅で買ったレモン牛乳をまだ飲んでいなかったので、このタイミングで飲むことに。

予想に反してレモンっぽい感じの味はせず、まろやかで不思議な味がしました。酸っぱくないのが不思議でしたが、よくよく考えれば牛乳に酸ぶち込むとタンパク質が変性して分離して売り物にならなくなるので当たり前ですね。

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須賀川にとうちゃ~く

この駅からも結構な乗車がありました。

バリアフリー要素皆無の構内階段をのぼり、1番線にまわって改札を出て本日の旅は終了。

駅から離れた祖父母宅までは歩いていきました。

 

<2日目>

 この日は特に旅するわけでもなく、須賀川市内を歩きます。

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最近オープンしたらしいtetteという図書館に向かいます。写真はありません。

この町は特撮の円谷英二監督の出身地で、市内にはウルトラマン関連のキャラの像が立っています。

特撮っていうと、海戦とか怪獣との闘いとか直接撮れない映像をプラモとかで工夫して再現するやつですね(語彙力)。

他にも超有名映画「ゴジラ」の制作にも携わった人だそうで。

ウルトラマンで育った人間じゃないのでこの辺はよくわからないです(´・ω・`)ショボーン

なお須賀川市は「M78星雲 光の国」と姉妹都市提携を結んでいるらしく、市役所に行けば市内外問わず住民登録(300円)できるそうです。しかも朝夕の防災無線ウルトラマンの曲で、駅にはウルトラマンの浮世絵タッチのキャラ絵があって、福島空港もウルトラマンだらけで、ウルトラマン好きには最高の町だと思います。ウルトラマンに侵食されまくってます。ウルトラマンウルトラマン。うるとらまん(ゲシュタルト崩壊)

 

円谷英二監督の特別展をちょうどやっていて、初代ゴジラスーツのモノホンが置いてありました。すごい! (ゴジラ一作品もみたことありませんが…)

なお貼り付けるとお偉いさんに怒られるかもしれないのでやめておきます。

流れていたゴジラ特別映像(たしか「ゴジラ須賀川に現る」的な名前だったような?)にエキセトラで須賀川市民が参加できたそうですね。ちょっとうらやま。

 

なお、須賀川というと他にも牡丹とか松明あかしとかが有名ですね。また、夏にはこの一帯では比較的大規模な花火大会を開催していて、その日は乗客を捌くため須賀川←→郡山の臨時列車も運行されるそうです。

実は思ってる以上にすごい町なのでは…?

つづきます。

 

3日目↓

https://kusasenbei.hatenablog.com/entry/2019/04/19