煎餅の旅と日常

埼玉県生まれ、埼玉県育ち、生粋の埼玉っ子が関東を飛び出し旅へ行く。様々な街へ行き、現地の鉄道に乗り、様々なものを食べた私の旅のゆるい記録です。

東北本線乗車旅 3日目 須賀川→新花巻?

行きたくなって行った東北旅行の記録3日目。実は一人で宿泊する旅は初めてだったり。

1・2日目↓

 https://kusasenbei.hatenablog.com/entry/2019/04/14

 

<3日目>

f:id:Kusasenbei:20190414223506j:plain

須賀川駅下り1番列車に乗って、盛岡方面へ向かいます。あいにくの雨です。

まさかの写真撮っていませんでした…

4+2両の6両編成で終点仙台まで向かいます。当然オールロングシート701系。終わりかけとはいえラッシュ時間帯にボックスシートはアカン…実際には途中の区間で威力を発揮しましたが。

というか4両編成版あったんですね?ずっと2両単位だと思ってました。

 

[須賀川6:37→郡山6:48/7:05→福島7:52/8:07→仙台9:28]

こいつは新白河発仙台行と東北本線でも有数のロングラン列車です。数年前はなんと黒磯始発でした。須賀川からでも結構な距離ですが、黒磯から終点まで乗り倒したことのある人はいたのでしょうか…?

始発(一番列車)であるものの、時間が比較的遅いのでそれなりの人を乗せ郡山駅へ滑り込みます。

f:id:Kusasenbei:20190415211909j:plain

郡山到着。この電車はところどころで長時間停車します。車掌のトイレタイムもかねてそうですね。

f:id:Kusasenbei:20190414222117j:plain

福島県は飽きるほど来ている(※例えです)ので、お土産やお菓子みたいな特に買うものはなく、下車印をもらったり撮影したりしてすごします。

f:id:Kusasenbei:20190414224056j:plain

水郡線キハE130系です。水郡線は水戸ー常陸大子の間しか乗っていないので、いつか完乗したいですね。このキハはグイグイッって加速する感じなのが好きです。なお見た目は電車。

f:id:Kusasenbei:20190415211244j:plain

上り電車が停まっていました。ボックス席付きのE721系です。例え非効率とわかっていてもボックス席に座りたくなるものですね…

 

 郡山駅発車メロディーGReeeeNの「扉」という曲のアレンジが採用されています。音源は派手でなくやさしい感じで、このメロディーを聞くと郡山来たなぁって思う、個人的に好きなメロディーです。

なお郡山はGReeeeNの結成の地だそうで、東北新幹線の方は「キセキ」が発車メロディーに設定されています。ただ流れ終わる前に発車放送が被る設定はどうなんでしょう…?

郡山駅発車です。

f:id:Kusasenbei:20190415213301j:plain

時刻表の車内広告です。「平成最後の」というフレーズはここ数か月ほどで飽きるほど使われまくってます。新元号になるのは大きな転換点ですが、そんなにこだわる必要があるのでしょうか?私の中では既に「令和」もゲシュタルト崩壊起こしています。

f:id:Kusasenbei:20190415211647j:plain

このトイレ、車椅子対応とのことですが、近年の車両である広いスペースのトイレでなく、扉自体が広く開くトイレのようで面白いです。ただ車両入口に段差があるので完全バリアフリーには程遠いですね…(無いよりはマシですが)。

 

ちょうどいい時間であることもあり、途中の駅からどんどんと学生が増えていきました。上写真時点でも座席がほとんど埋まるほど乗ってますが、最も多いときには立ち客もかなりいました。それでも首都圏の通勤電車のようなピリピリしたムードはなく、ある人たちはおしゃべりしつつの和やかな雰囲気でした。

f:id:Kusasenbei:20190415214826j:plain

学生の何割かは二本松駅で降りていきました。最寄り高校があるようですね。この地域の人たちは本数の少ない電車で通学しなければいけないので大変だと思われます。

 

 福島駅到着。ここで車掌さんも交代するようです。お疲れ様でした。

f:id:Kusasenbei:20190415220105j:plain

福島駅舎です。まだ雨はやまない様子。この駅は東北新幹線つばさ号の連結・解結も行われる重要なターミナル駅ですね。

f:id:Kusasenbei:20190415220522j:plain

ホームからは山形線用の719系が見えました。山形線(奥羽本線)は福島ー新庄で新幹線を通すため狭軌1067mmから標準軌1435mmに改軌されています。狭軌用の0番台が次々と姿を消すなか、この標準軌用の3000番台はいつまで残るのでしょうね。

 

 福島駅の発車メロディーには古関祐而さんの曲「高原列車は行く」(在来線)と「栄冠は君に輝く」(新幹線)が採用されています。栄冠は君に輝くの方は言わずと知れた甲子園の曲ですね。高原列車は行くの方は軽快でノリとテンポのいいメロディーで、旅と相性のよさそうです。

福島駅発車。

f:id:Kusasenbei:20190415222405j:plain

福島駅発車後、何気なく後方展望見ていたらなんと(普段は高崎にいるはずの)リゾートやまどり編成がすれ違っていきました!!なんで!?!?

団体運用でもあったのでしょうか??

 

途中藤田駅で出発時刻ギリギリにきた乗客がいて、本来は間に合わないところでしたが、それを見た車掌さんが乗るまで待ってました。本数少ないとはいえ、地方ならではの優しさにほっこり(*´ω`*)。東京だと本数が多いので「次の電車乗れ」って感じの塩対応ですからね。

 

岩沼駅常磐線と、名取駅仙台空港アクセス線と合流し、しばらく北上すると間もなく仙台駅に到着です。長かった!!

まるで休めと言わんばかりに福島方面から盛岡方面はめちゃくちゃ接続が悪いので、ここでしばらくゆっくりすることにします。その時間実に1時間以上。

f:id:Kusasenbei:20190415223853j:plain

f:id:Kusasenbei:20190415234036j:plain

次も、その次も回送という表示はなかなかに珍しいですね。仙台駅だとよく見る光景なのでしょうか?

 

ここでちょっとしたぼやき。突如大便に行きたくなり、お手洗いに行くことに。もれそうだったものの、ちょうど個室が一つだけ空いているのが見えて、ラッキー!!よし入ろう!!と思ったのもつかの間。

 「バタン!!ガチャッ。」

私「…」(絶望)

前を歩いていた人が流れるように個室に入ってしまい、個室は全て埋まってしまいました。呆然としました。ああ、これが絶望するということなんだな…と。

幸いなことに多目的トイレが空いており、緊急だったため後から来るかもしれない人に申し訳なく思いながらも入りました。この時点で決壊寸前でした。助かった…

 

スッキリしたところで仙台駅散策再開。

f:id:Kusasenbei:20190415235840j:plain

仙台駅舎です。まだ小雨が降ってました。E5系が停まっているのが見えます。新幹線が全列車停車する超大規模ターミナル駅ですね。

f:id:Kusasenbei:20190415235948j:plain

前に行ったときは存在を知らず飲みそびれたずんだシェイク。とてもクリーミーで甘く、豆は存在を主張しすぎていません。豆(小豆除く)と甘いものってどうなんだと思ってましたが、意外と合うものなんですね。とてもおいしかったです。

車内のボックスに座りながら飲もうと思ったのですが、冷たいものゆえもたないそうなので、シェイクだけは先に飲みました。

f:id:Kusasenbei:20190416000826j:plain

改札を通ろうと思ってふと何気なく電光掲示板を見ると、なんかトンデモない列車の名前が…しきしま!?

何たる偶然…と思いつつ駅員に尋ねると、北からやってくるとのこと。乗る列車は下りなので、途中ですれ違うと睨みをつけます。結果的には無事に「動画に」収めることに成功しました。

f:id:Kusasenbei:20190416001529j:plain

このE721系でさらに北上します。ようやくボックス席に座れそうです。たしか4両固定編成だった気がします。

 

発車メロディーは「ff(フォルティッシモ)」という名前のようです。前来たときは「すずめ踊り」で、現在も一部ホームで使われてるようです。

この曲の前に使っていたメロディーが神曲だったこともあり、これらのメロディーは音鉄の人たちを中心に不評のようです。私的にはすずめ踊り結構好きなんですけどね…

ちなみに新幹線の方は「青葉城恋唄」が使われています。こちらの評判はまだマシのようですね。

仙台駅発車です。

 

[仙台10:43→小牛田11:27]

f:id:Kusasenbei:20190416001552j:plain

シェイクを買った店で同時に買っていたずんだ餅。結構小ぶりです。シェイクと比べ豆の形が残っており、しっかりと豆の味がしました。甘さはひかえめで、これをスイーツに加えるかおやつ的な軽食ととるかは人しだいって感じですね。これもおいしかったです。

 

どこかの駅か忘れましたが、このあたりで電光掲示板で表示されていた四季島と離合しました。

 

仙石東北ラインの乗り換え駅(?)の塩釜駅を過ぎると、途中海岸線が見えるあたりで仙石線と近づいては離れトンネルをくぐりを繰り返します。塩釜駅からいくつめかわからないトンネルを抜けると仙石線がかなり近くなり、新しく出来た仙石東北ライン短絡線を過ぎると仙石線とは別れます。

 

写真はないけど松島駅。雨なのにも関わらず結構な人がこの駅で降りました。雨なのに観光しに行くのか…と思いましたが、人のこと言えないですね。

入れ替わりでおば様一同が乗ってきました。さわがゲフンゲフン大変賑やかなグループでした。

 

その後車窓に面白いものは特に映らず、開けた田園地帯を駆け抜けました。単に飽きたともいえる気がします。

小牛田駅到着。

f:id:Kusasenbei:20190417213924j:plain

駅に来てびっくりしました。何も無い。ま ぢ で な に も な い 。
私の考えでは「乗り換え駅=多少は栄えてる」だったのですが、この駅をみて私の中の常識はガラガラと音を立てて崩壊していきました…

一応ロータリーはありました。

f:id:Kusasenbei:20190417214742j:plain

対面には陸羽東線用のキハ110が停車中でした。いつか陸羽東線に乗って鳴子温泉峡にも行きたいですね。あとリゾートみのりも気になります。

あと乗り継ぎが対面乗り換えじゃないのは不親切な気がします。

f:id:Kusasenbei:20190417215213j:plain

f:id:Kusasenbei:20190417220152j:plain

乗り換え時間が短かったので速足で駅舎を撮り、とんぼ返りのように駅へ戻ります。ドタバタしていたので、車両の写真は撮り忘れました。なので写真は一ノ関到着時のです。

なお車両は 安 定 の 701系でした。

f:id:Kusasenbei:20190417223304j:plain

乗り込むと間もなく、小牛田駅を発車しました。

 

[小牛田11:35→一ノ関12:21]

f:id:Kusasenbei:20190417221253j:plain

運転台の横に駅名が入った箱が置いてありました。名前の書かれた有人駅に到着すると駅員が来て「お疲れ様でーす」みたいなことを言いながら持っていきました。中からはジャラジャラ¥という音がしたので、小銭でも入っていたのでしょうかね?

 

この列車でも賑やかなおば様団体が引き続き乗車していましたが、この人たちは花泉で降りていきました。

 

田園地帯を駆け抜ける区間ゆえに写すものがなく、他にパッとしたものもなく、あっさりと一ノ関に到着してしまいました。

流石に新幹線が停まる駅であったので、地味なんてことはありませんでした。

f:id:Kusasenbei:20190417222413j:plain

一ノ関で最初に目に飛び込んできたモノ。駅弁販売も兼ねているのが面白いですね。ちょうどお昼時で食べたくはありましたが、昼食はもう決まっているので我慢してスルーします。

f:id:Kusasenbei:20190417222937j:plain

f:id:Kusasenbei:20190417223450j:plain

駅舎と改札口を撮影します。みどりの窓口もありました。

なおこの地域、地名は「一関」、駅名は「一ノ関」と表記が違うそうです(読みはどちらも「いちのせき」)。面白いですね。こういう事例な他にもあるようです。

f:id:Kusasenbei:20190417223622j:plain

ここからは同じ701系でも盛岡色の列車に乗っていきます。この色はなじみがなかったので、本当にあったんだと謎の感動を覚えました。

一ノ関駅発車です。

[一ノ関12:28→花巻13:18]

f:id:Kusasenbei:20190417224100j:plain

前面に張り付いてた時、なんとなく撮った山ノ目駅。対向の701系が見えます。

f:id:Kusasenbei:20190417224012j:plain

平泉。世界遺産にも登録されているもろもろの最寄り駅です。専用の駅名標を用意していたのが驚きました。

 

ここでデジカメの電池が心もとなくなったので、本来の使い方でないものの持ってきていたノートPCに繋いで充電しようと思いました。が、ここでマトモなUSBケーブルを祖父母宅に忘れてしまったことに気づきました。/(^o^)\ナンテコッタイ

充電は少なくなっているうえ、平地で写すものがなかったので道中の写真は無く…

北上を通り過ぎ、目的地花巻に到着です。

f:id:Kusasenbei:20190417225850j:plain

お見送りをして改札に向かいます。

f:id:Kusasenbei:20190417230018j:plain

改札を出たところ。こういう雰囲気好きです。釜石線との乗り換え駅というだけあってしっかりみどりの窓口もあります。

なお待合室にはニューデイズ売店、駅そばがありました。

あれ?小牛田より栄えてね…?

f:id:Kusasenbei:20190417230031j:plain

駅舎です。味があって結構好みです。

 

ここから、今回の旅のメインの目的地に向かいます。

南東へまっすぐ歩いて15分ほど。地図見ながら向かったので実際はそれ以上かかっています。

f:id:Kusasenbei:20190419142840j:plain

平日だからか、人はほとんどおらず、寂れた商店街って感じがします。昔はかなり賑わっていたのでしょうね…

f:id:Kusasenbei:20190419143559j:plain

f:id:Kusasenbei:20190419144834j:plain

この辺りは急坂のためかこんな珍しいものも置いてありました。この地域は太平洋側とは言え冬になると雪が降るはずなので、その時に活躍するのかもしれません。

 

f:id:Kusasenbei:20190419143831j:plain

f:id:Kusasenbei:20190419143843j:plain

キター!

ここに行くために今回の旅を計画したと言っても過言ではありません。今回はこの「マルカンデパート」…正確には、この中の「マルカンビル大食堂」が行きたかったのです。顔には出さないものの、わくわく感をすごく感じます。

 

このマルカン食堂は昔から市民に愛された食堂で、全国的にファンもいたそうです。

しかし、食堂の入るマルカンデパートは、実は2016年6月7日に閉店してしまっています。その理由は、建物の老朽化と耐震性基準不足。改修は断念され、2016年3月に閉店発表がなされました。

当時は知りませんでしたが、このニュースは全国的に報道され、花巻市民はおろか全国のファンに大きな衝撃を与えたそうです。テレビでは特集が組まれ、もともと人気だった食堂は別れを惜しんだ人で連日賑わったそうです。

そこで立ち上がったのが地域の若手。発表後間もなく地元高校生による署名運動と、株式会社花巻家守舎による建物の運営引継ぎ申し入れが行われたそうです。詳しくは省きますが、その後復活プロジェクトが発足。クラウドファンディング等も活用され、6月7日に閉店したデパートの食堂と1階部分はわずか8か月という短期間で復活を果たしました。

本当に多くの人に愛されている食堂なのですね。

f:id:Kusasenbei:20190419144917j:plain

正面扉締め切りで出鼻挫かれたのはナイショ

中に入ると、グッズとかいろいろなものを販売しているフロアがあり、奥には顔出しパネルやガチャガチャ、混雑案内の電子表示板等がありました。

エレベーターで上がります。わくわくします。

f:id:Kusasenbei:20190419154147j:plain

 あえて広めに表示。こんな感じか!とテンション上がりまくってます。

f:id:Kusasenbei:20190419154548j:plain

受付で先に食券を買うシステムのようです。ちなみに機械でなく有人です。食券といえばだいたい販売機なのでこの形態は初めて見ました。

メニューが予想以上に豊富でびっくり。せっかくなので全部食べてみたいですが、お金も腹も有限です。メインに何食べるか迷ったので聞いてみると、商標登録もしているナポリかつがいいとのことです。普段外食ではパスタ食べませんが、今回あえて王道を行くことにしました。
やってきたウェイトレスに食券を渡し、しばらく待ちます。

 

寂れているように見えた商店街とは思えないほど人がいます。平日ですらコレなので、休日はもっと人が来るのでしょうね。復活直後は1時間以上待ちもザラだったそうな。

f:id:Kusasenbei:20190419155429j:plain

f:id:Kusasenbei:20190419155850j:plain

どうやら宴会等にも対応してるそうですね?

f:id:Kusasenbei:20190419160159j:plain

学割タイムもあるそうで。それよりもラーメンが美味しそうです。

f:id:Kusasenbei:20190419160317j:plain

f:id:Kusasenbei:20190419160328j:plain

キターーーーーー!!
ナポリかつです。色のしっかりしたナポリタンに、薄めのカツと大根入りの野菜のサラダが載っています。
味はというと、ナポリタンは結構濃いめで、カツはほんのり甘いです。ナポリだけだとくどいと感じてしまうかもしれませんが、ここでカツを食べ、サラダでリセットすると無限ループできます。サラダの大根がいいサッパリ感をだしています。カツも完全にナポリに合わせて作られた味です。意外にボリュームはあります。旨い。

舐めてました。冗談抜きでめちゃくちゃ美味しかったです。そりゃファンもできますわ。

 

食べ終わったので、ソフトクリームの食券を渡します。

そしてヤツはやってきました。

f:id:Kusasenbei:20190419161647j:plain

 どーーーーーん!!!

ソフトが異様に高く積まれでいます。これがこの食堂のナポリかつに並ぶ名物です。これが食べたくてわざわざ埼玉からはるばるやってきたわけです。インスタ映えするかも??(インスタやってないけど)

高すぎてスプーンとかだと崩れてしまうのは想像に難くありません。なのでこいつは何と箸で食べます。

味はというと、特に濃厚とかそういうわけではありません。ですが簡単に崩れたり融けたりしないよう、少しかためになっています。さらに量が多いためか砂糖ドバドバな甘さじゃないので意外にパクパク食べられます。美味しいです。

f:id:Kusasenbei:20190419162757j:plain

 食べてる途中に上から覗くと、そこには空洞が見えました。…つまり、下のアイスクリームの上にずれないように(しかもこの高さまで)巻いているということです。職人芸や…

アイスの硬さが絶妙で食べ終わる頃に丁度融け始めるくらいに調整されています。つまりすぐ食べ始めるのが前提でインスタ映え用の写真なんて呑気に撮っている場合ではないということです。融けます。

東京でこんなもの売ろうものなら500円じゃ足りないソフトクリームですが、これがまさかの180円、ひゃくはちじゅうえんです。破格なんてもんじゃない。花巻でもフツーに300円以上払えるレベルです。

f:id:Kusasenbei:20190419163723j:plain

完食です。めちゃくちゃ美味しかったです。大満足です。ごちそうさまでした。

 

時刻表によると、丁度盛岡に向かう列車があるようなので、食堂を後にすることにしました。

f:id:Kusasenbei:20190419163831j:plain

 エレベーター内広告です。タンメンは完売だったようです。

下でグッズ売ってましたが、丁度小銭が無くまた列車の時間もあったので、何も買わずに駅に向かいました。今思えばデパート内を回りつつグッズの1つ2つ買えばよかったです。

f:id:Kusasenbei:20190419164131j:plain

花巻駅に戻ってきました。宿泊予定地は新花巻ですが、せっかくここまで来たので盛岡にも寄ることにします。

 

USBケーブルを持っていなかったのでコンビニに入ったところ、ケーブル単体のものは売っていませんでした。今すぐ、でもできるだけ安く入手したいのですが、電気屋なんてこの周辺にあるワケなく、盛岡に行ったところで駅チカに電気屋があるとは限りません。仕方ないのでここで1000円強のUSBケーブル付きの乾電池式モバイルバッテリー購入しました。オマケのはずのケーブル目的で買うってどうなんでしょう…

f:id:Kusasenbei:20190419174328j:plain

f:id:Kusasenbei:20190419174511j:plain

改札内に入るとキハ110…いや、おそらくキハ100系かと思いますが、そいつが停まっていました。釜石線用ですね。

これから盛岡へ向かうのですが、乗車電を撮り逃してしまいました。まあこの地域なので701系盛岡色ですね。

花巻駅出発です。

[花巻15:33→盛岡16:11]

f:id:Kusasenbei:20190419175312j:plain

途中イーストi(アイ)とすれ違ってびっくりしました。おそらく非電化用の-Dでしょうかね?
平地で旅疲れもあって道中は撮影しておらず。

 

盛岡駅に到着。もう少し遊びたかったので、チェックインの時刻を遅らせようと新花巻の宿泊先に電話しました。が…

「あれ?予約情報無いですよ?」

いやそんなはずがない。もう一回確認してほしい。

「あ、確認しましたが、ご予約は明日になってますね。

…ナンテコッタイ。予約日を間違えてたらしい。その上当日予約しようにもこの日は満室であるらしく、泊まる場所を失ってしまって、さあどうするか…

いろいろ考えたものの、ここから新幹線で戻るのは絶望的、在来線で戻るのも無理、オマケに今キャンセルすると手数料がかかるとのことで、その処理もダルければお金も勿体ない。

幸いにもお金と着替えと常備薬はあり、切符の日数も休み日数も大丈夫だったので一泊増やすことに。祖父母と家族に事情を話すと、あっさり了承してくれました。しかも運のいいことに、当日にもかかわらず比較的安いビジネスホテルが予約出来ました。

もろもろ話している間に、乗車電は折り返していっていたようです。撮影してねぇ!!

f:id:Kusasenbei:20190419182200j:plain

盛岡駅舎。フォントがいいですね。駅前は東京に負けないくらい発展しています。

今日はもうこの駅から動く気になれなかったのでさっさとホテルへ向かい、荷物を置くことにしました。

この旅最大のトラブルでした。精神的にすごく疲れました…

 

荷物を置いて、駅へ戻ります。盛岡駅と言えば、田沢湖線の接続駅。すなわち、秋田新幹線こまち号の連結が見られます。

f:id:Kusasenbei:20190419182812j:plain

f:id:Kusasenbei:20190419182956j:plain

f:id:Kusasenbei:20190419183024j:plain

停車目標がありました。たしかE6系はZ編成なんでしたっけ?E3系のときはR編成だったと思います。

f:id:Kusasenbei:20190419183234j:plain

1時間に1本間隔で連結解結が行われるようです。

連結は映像の方に収めてしまったので連結面の写真を…いくら連結するためとは言え、すでに列車が入っているホームに列車がやってくるというのは妙な感覚です。げきとつする~~~!!的な。

盛岡駅発車メロディーは首都圏でもよく聞くやつでした。

在来線旅をしていると、新幹線に乗りたいって思いが出てこないのが不思議ですね。

f:id:Kusasenbei:20190419201717j:plain

その後、別の入場券でIGR線も見学。確かにJR改札から離れていて不便ですね。

盛岡からの初乗り運賃は高かったのでびっくりしましたが、入場券はそこまで高くなくてよかったです。

ゆっくり撮影していたら、電車が発車してしまいやばいやばいと慌てて録画ボタンの方を押してしまったので写真は残ってませんでした…

IGR線は日中の車両で車内メロディーが流れるそうなので、次来るときは北海道&東日本パスでも握って乗りたいですね。

 

 盛岡と言えば「盛岡3大麺」の冷麺、じゃじゃ麵、わんこそばが有名ですが、わんこそばは行く前から「1人では行かない」と決めており、他も店を調べていなかったので、麺はさっさと諦め、構内で半額の400円で売られていた弁当を手にホテルへもどりました。というか辛いのも青臭いのも苦手なんじゃ。

f:id:Kusasenbei:20190419201333j:plain

チキンカツ弁当。冷えているうえ鶏胸肉だったのでボソボソでした…鶏胸肉は悪くないけど、私の好みはもも肉です。胸肉ならチーズ入れて!

 

ホテルは素泊まり4000円で、当日予約なら比較的安いほうじゃないかなって思います。駅に近いビジネスホテル(5~10分)で、1人用の部屋には十分な設備は整っていました。歩き回れるスペースはせいぜい畳1枚分くらいでしたが、まあそんなものなのでしょうね。

低反発枕と加湿器と充電器をサービスで借りられたところがとてもよかったです。

500円で朝食をつけるプランもありましたが、時間指定ゆえに始発から動くプランが立てられなくなるので素泊まりにしました。…その判断は大正解だったと思います。

 

なんか夕方以降ドタバタグダグダとなってしまいましたが、一応無事に3日目は終わりです。今日の事例は高い勉強費になったなって感じですね。

ひとまず明日に向けておやすみなさい。

つづきます。

 

4日目前半↓

https://kusasenbei.hatenablog.com/entry/2019/04/21