東北本線乗車旅6日目(最終日) 須賀川→南越谷
東北本線旅最終日。私の人生で過去最長の旅ももうすぐおしまいです。
1・2日目↓
https://kusasenbei.hatenablog.com/entry/2019/04/14
5日目↓
https://kusasenbei.hatenablog.com/entry/2019/05/23
<6日目>
昼前、須賀川駅で列車を待ちます。
ウルトラマン推しがすごい。一応福島県内でもそれなりに大きい駅なのでニューデイズがあり、福島土産等も売られていました。
郡山駅から近いとはいえ、この規模なんだから昔は急行とかは停まってたのだろうな…とか考えていましたが、なんとこの駅かつては特急すら停まる駅だったそうです。新幹線開業前からわずかながら仙台行ひばり、新幹線開業後も会津行特急あいづとかが停まっていたそうで…その後、新幹線に誘導させるためかはたまた車両やら首都圏ダイヤ制約やらで都合が悪くなったのか、東北本線の須賀川駅を通る特急の大半は廃止されこの駅を通るのは普通列車だけとなってしまいましたが(北斗星等は通過)。
ちなみに特急停車が関係しているかは不明ですがこの駅やたらとホームが長く、普段使われている新白河寄りおよそ8両分のホームのほかに、郡山寄りに2~4両分もの使われていないホームがあります。もっと長いかもしれません。他にももう使われなくなりポイントが撤去され錆びた中線があります。中線にはフェンスが設置されているので、この中線が復活することは二度とないのでしょう。時代を感じる駅ですね。
やってきた701系で須賀川を離れます。ありがとう東北。わずか数年で舞い戻ってきそうな気がするけど。
新白河駅に到着です。
バリアフリー何それ美味しいの状態のお手洗い。構造上仕方ないのでしょうね…
行きでは来なかった西口です。
ホームに戻るとキハ110系が来ていました。本当にこれが運用に入るのだと思うとびっくりです(※往路でも見ている)。
シートは2+1列。八高線と同じやつです。
キハ110系の柔らかい直角シートに座って南下します。
[新白河12:03→黒磯12:27]
祖母が弁当を作って持たせてくれました。本当に祖父母には感謝しっぱなしです。
とそんな感じで飯を食べてたら早くも終着黒磯に到着するアナウンスが流れ、慌てて片付けて下車準備。こんなに短かったっけ…と思ったらこの区間は30分弱程度しかなかったようです。
客車時代、行先を示すのに使われていたであろうサボ?が置いてありました。懐古鉄は大喜びするかもしれません。私は平成中期生まれなのでこれの良さはよくわかりませんが…
乗ってきた列車です。
なんかのんびりしていたら出発時刻になったので慌てて乗車。
だんだん都会に近づいてきました。
[黒磯12:51→宇都宮13:45]
途中またもやリゾートやまどりとすれ違いました。団体運用とか結構あるのですかねぇ…
そうこうしてる間に宇都宮到着。1本遅らせるかグリーン車乗るかを考えましたが、前の方のボックスが空いていたので直後の普通車で帰ることに。平日だからグリーン料金も高いですし…
宇都宮発車。
[宇都宮13:52→浦和15:26]
途中の駅で後ろに付属編成をくっつけていました。
この作業をしているあいだ、隣の線路では貨物列車が颯爽と追い抜いていきました。速度が速くなく加減速も遅い機関車は旅客列車に追い越されることが多いのですが、このパターンは珍しいですね。「貨物が追い越すとは何事だ!!」ってクレームとかとんでこないのでしょうか?私は面白いと感じるので全然OKですが。
デジャヴ。なんか数日前にも見た気が…
久喜で乗り換えて東武線で帰ることも考えましたが、せっかくボックスに座っているので浦和経由で帰ることに。
ということで浦和到着です。
この日は風が強い日でした。疲れているのでさっさと帰ることに。ケト線の写真はありません。
[浦和→南浦和→南越谷]
205系も数が減ってきましたね。
南越谷到着。列車を見送って改札を出て今回の旅は終了です。
人生で最も長い旅で、初めての個人宿泊旅行で、いろいろトラブルもありましたが、終わってみるとあっという間だったようにも思えるし、意外となんとかなった旅でもありました。
こうやって振り返っている間にも、こういうことがあったなとかあれが美味しかったなとかそういった思い出がよみがえってきます。これは人生に残るであろう旅でしたが、まだいけなかったところとかもあって、たっぷり遊んだのにまだ遊ぶ余地が残されていると思うとワクワクします。これだから旅っていうのはやめられないのですよね。