花と鼻の幸手訪問
幸手といえば権現堂の桜が非常に有名ですね。地元の駅から1時間乗らなくても着ける場所なのにも関わらず行ったことがなかったので、せっかくなので行ってみることにしました。が…
※この日記は時系列順ではありません。
リンク集↓
[幸手駅]
地元の駅より急行に乗って数分、幸手駅に到着。日時は4月の(確か)上旬、昼前です。
桜の時期真っただ中であるので、相当な人がいます。ここで降りた人のほぼほぼ全員が権現堂に向かうものだと思われます。桜の魔力すごい。
というか私の記憶が正しければ、この日は平日だった気がするのですが…
バス停には人々(主にお年を召した方々)が列をなしていました。この時期は定期バスだけじゃ捌ききれないので臨時バスも運行されるようです。
ここから権現堂は離れているので歩きます。
歩いて…
途中謎のお菓子屋を見つつ歩き…
駅でもらったパンフレットを読みつつ…
遠くね??
結構歩いてようやく…っていうところで、はっきり言って遠いです。お散歩と言い張るにはなかなかに距離があります。
歩き続けること数十分。ようやく桜色の線が見えてきました。写真には写ってませんが、左の道では車が渋滞を起こしております…
薄々感づいてはいましたが、案の定満車でした。いやこの日平日じゃなかったっけ…?
正面には桜が立派に咲き誇っていました。おお~って感じ(笑)。
公園に入ってみると、なんか屋台がでていて、まさしくお祭りの様相。いや桜まつりだから間違ってはいないのかもしれません。
完全にくつろいでお花見していますね。飲兵衛とか絶対いたと思います。
川の土手に沿って菜の花と桜が咲いており、反対側にも桜がありました。この日は桜が満開、菜の花は七分咲きらしいです。
桜だけっていうのはよくありますが、菜の花と桜はあまり見ず、さらに大規模ってなるとここ以外にはあまりないのではないかと思います。どうりでこんな首都圏の端っこ&山手線に接続していないというあまり駅アクセスがよいとは言えないところに人が集まるわけで…
地元の人か昔から来てる人かは知りませんが、その人たちの会話が聞こえてきました。曰く「昔はこんなに人いなかったのにねぇ」って感じでした。確かに人多すぎます…
菜の花畑には立ち入るなって感じの張り紙があったのですが、一部の人は堂々と入っていました。注意しようかと思ったのですが、こういう輩はトラブルの種になる可能性があったのでやめました。相手側の言い分としては「菜の花踏んでないからいいでしょ」なのかもしれませんが、はっきり言ってやめてほしいですね。写真はここに貼り付けたらヤバイのでやめておきます。
ちょうど噴水の放水時刻のようで、川の向こう岸ではこんなのが見えました。
と、ここで市内放送が…
「混雑のため、定期・臨時バス共に時刻表通り運行出来ていません」
いやそりゃそうでしょうよあんな混雑じゃ…
ということで桜と菜の花を楽しんできたので帰路につきます。総評としては、菜の花と桜のコンビはとてもよく合っていてよかったです。ただその知名度ゆえか菜の花の本数並みの人がいたので、楽しさは半減、ってところでした。いい写真もロクに撮れませんでしたし…
ここが地元の人しか来ない隠れスポット的なところだったら毎年来ていましたが、この混雑じゃもう行かないと思います。てか休日はもっとカオスなのかもしれませんね…
途中物凄く美味しそうなレストランが2軒もありました。機会があれば寄ってみたかったですが、その機会は今後訪れるのでしょうか?
少なくとも屋台の水っぽいたこ焼きお好み焼き500円よりかは美味しいと思います。てかレストランでもないのにあんな粉ものが500円とか、例えしっかりしたものでも暴利に見えてきます(偏見
桜の制水弁がいいデザインです。
行きと同じ道を歩き続け、へとへとになりつつ幸手駅に戻ってまいりました。
桜観光に(普段はやや過剰輸送気味の)10両編成の威力が遺憾なく発揮されていましたね。ただ地元の人からすれば、こんな春の時期にやってきて渋滞を起こし、普段空いてる(?)バスに詰めかけ、馬鹿騒ぎしてゴミを残していく観光客は迷惑な存在なのかもしれませんね。観光客がお金を落としていく一方、有名になるのに比例して迷惑な客も呼び込んでしまうので、全国の観光地は葛藤していそうです…
帰りも急行で帰宅しました。
ということで、ちょっとしたお出かけはおしまい。混雑のせいで、花じゃなくて鼻を見に来た気分になってしまったのが残念です。ただ桜とか菜の花はいいなと思うので、次は自分でこういうスポットを見つけたいですね。