煎餅の旅と日常

埼玉県生まれ、埼玉県育ち、生粋の埼玉っ子が関東を飛び出し旅へ行く。様々な街へ行き、現地の鉄道に乗り、様々なものを食べた私の旅のゆるい記録です。

(雑記)思ったよりあった東武鉄道の"レアな"写真

こんにちは。くさせんべいです。

過去の写真のファイルをあさっていたら東武の快速列車(廃止済み)の写真を見つけてしまって、「あ~懐かしいなぁ~」と思いながら眺めていました。

私の最寄り駅は東武の駅であることもあって、旅行記でもだいたい東武線内…とくに、スカイツリーライン内での部分はほっとんどカットしてしまうんですよね。ただTHライナーの記事(以下)の閲覧数が多いのを見るに、東武線、特にスカイツリーライン内での写真って結構需要あるのかなぁ…と。どうせ死蔵しても無意味だと思いますし、PCのデータが何らかの事故で吹き飛ばないとも限らないので日常写真、レア写真、過去写真をここで適当に貼り付けることにします。直近ではあんまり乗っていませんが、東武線デイリーユーザーなので相当にレアな写真も結構あります。

需要あるかはわからないけど、暇な方いたらどうぞ。

 

kusasenbei.hatenablog.com

kusasenbei.hatenablog.com

 

以下の写真及び同ブログ内の写真の無断転載はおやめください。使用したい場合はコメントをし、必ず了承をとってから使用されますようよろしくお願いいたします。なお、使用目的によってはお断りする場合がありますのであらかじめご了承ください。

 

 

過去写真

6050系快速

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「快速」「区間快速

6050型で運転されていた列車で、500系リバティの登場と同時に廃止になってしまった列車でもあります。2両×3編成の6両編成での浅草~東武日光・新藤原運用を基本としていたほか、何本かは会津田島まで乗り入れる超ロングラン運用についていました。

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当時の私はロクに写真にこだわっていなかったため、S式*1写真がいくつも存在します。

写真は浅草駅。現在では200型250型との並びも貴重なものに。栃木県・福島県の降雪地域まで行く関係で、冬場はこの写真のように雪をつけて浅草駅まで来るという様子が珍しくありませんでした。

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今は入れなくなってしまった5番線に掲示されていた編成表示。特急に準ずるくらい飛ばしまくっていた*2こともあり、本数は1時間に1本という少なさでした。観光地向けということもあり、無料優等列車ながらまるで特急か新幹線に乗る前かというような雰囲気を感じていた記憶があります。

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記憶違いでなければ多分とうきょうスカイツリー駅

私は残念ながらこの快速に乗れたのが浅草~北千住の区間のみであり、北千住以北は急行線を快走していくのを見送るばかりでした。まあそれも残念ではあったのですが、それ以上に残念だったのが間合い運用による浅草~新栃木の区間急行運用を全く記録していなかったこと。当時はロクに知らなかったので仕方ないのではありますが、一目見ることすらできてなくて本当に悔しいと今でも思っています。ラストランを控え記録がたくさんされた快速に対し、間合い運用区間急行はあんまり記録が残っていないのも残念なところです。

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ちなみに快速廃止後は南栗橋を始発とし、南栗橋・栗橋・板倉東洋大前以北のかつての快速の停車駅で「急行」「区間急行」が運転されています。しかも全列車6050型で。4両編成で運転されるため、6両編成でかつての青幕を掲げて走る姿はもう見ることができませんが、6050型自体は南栗橋で見ることが可能。東武日光行新藤原行は100%6050型である他、新栃木行にすらしれっと運用に入っています。

快速が廃止されて不便になったという声も聞きますが、それでもおじいちゃんおばあちゃん中心に利用客が結構いる*3ので問題は無いでしょう。事実、北千住・春日部からいい席を取れるとは限らなかったと予想されるので、南栗橋始発でいい席を狙える現状の方が沿線住民的にはよいと思っています。快速にロクに乗れなかったのは残念だけど。

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現在では6000型のリバイバル塗装も実施。昨今の状況では外出は難しいですが、謹慎明けには6050型の乗車・撮影に向かわれてはいかがでしょうか。それから、「快速幕撮りたかった!」という人は東上線へどうぞ。廃止されたのは本線のみで現在も東上線には快速が残っています。

 

貴重?! 獨協大学前駅×旧路線図

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各駅停車のみが停車する獨協大学前<草加松原>駅。旧名は「松原団地」駅で、そちらの名前の方が馴染みのある人も多いはず。

この駅は2017年4月1日に旧名から改名されました。が、実は同じ月の4月21日をもって快速・区間快速が廃止、路線図も新しいものに一新されました。したがって、この駅名標と旧路線図の組み合わせは僅か20日しか見られない非常に貴重な組み合わせでした。

さすがに僅か20日でお役御免になるのに獨大前表記の旧路線図を作るのは非合理的と判断されたのか、現駅名の表記は松原団地駅のところの上にシールを( ゚д゚)、ペッと貼っただけでした。

同類の画像Twitterにあるかな~と検索をかけて過去ツイートを探していたのですが、まさかの見つかりませんでした。というか、車内ディスプレイでは改名直後も「松原団地」を表記していたんですね?!…と思ったけど確かに記憶にあるわ。いつの間にか変わっていた印象。 まあ03系とか2019年にもなって車内放送でアーバンパークラインを「野田線」と案内していたくらいですし…

 

ところで、旧路線図は種別ごとの停車駅のほかに種別ごとの所要時間目安も記載していたのですが、新路線図に変えると同時に所要時間目安の表示もやめてしまったんですよね。なんでやめたんでしょうかね?

 

 

日常写真

ということでここからはごくフツーの日常的な列車走行シーンを写した写真を。狙って撮影したものはほとんどなく、大半が適当に駅行ったり駅行ったりしてたまたま来た車両を撮影したものです。日比谷線直通運用から撤退した20000系の写真なども含まれていますが、あくまで偶然の産物です。

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とうきょうスカイツリー駅。ホームの北千住側が削られてしまったので前みたいな構図の写真はもう撮れません。

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車庫から出てくる100系。日立製GTOのあの加減速音が好きな車両。70000系の製造も終盤に差し掛かってますし、この車両自体製造から30年なのでそろそろ置き換えの波がやってきそうです。第一線を退く前に全区間で乗っておきたいところ。

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曳舟駅。営業運転を開始したばっかりの頃の2020系。あまりにもJR臭い雰囲気の車両(ドアチャイムとか警笛とか)でびっくりした記憶があります。

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同じく曳舟駅。こちらは亀戸線の車両。この8000系もいつまで運用されるのでしょうかね。10000系のワンマン化改造が行われているという噂を聞くと、これがあとどれくらい運用されるのかちょっと不安になってきます。記録はお早めに。

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牛田駅。徒歩で京成関屋駅に乗り換え可能。

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北千住駅。田都*4まで乗り入れる50050型です。

この写真に写っているのは北越谷始発の上り準急1番列車で、そんなに乗り換え時間がない場合を除きこの電車に乗ります。写ってないけど左側には各駅停車があり、こちらの方が北千住駅にはわずかに早く着きます。

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草加駅

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同じく草加駅。何気なく撮った写真なんですけど、20000系が撤退した今もう貴重な写真になってしまったんですね。

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同じく。この日は内側線で人身事故があり、各停はそれぞれ草加駅及び北越谷折り返し運転を行ったため獨大前ー蒲生の利用客がホームに溢れかえっていました。これは復旧後1番列車で、さすがに積み残しは無かったようです。

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私もよく撮影に行く新田駅。いつもテキトーに撮影するので写真内の構図が右寄りだったり左寄りだったりするのですが、この写真はたまたま上手く撮れました。LED幕切れてるけど。

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左寄りになってしまいましたが、3両編成の500系。そう言えば、下今市以北の特急券不要区間で何度も乗りましたが、一度として課金はしたことないですね。だってリバティだと夜割午後割効かないんだもん。

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同じく新田駅…ってよく見たらTJ転属した06Fじゃないですか?!

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新越谷駅を通過する10000系

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同じく新越谷。

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どこで撮影したか思い出せないけど03系。構造的に東武動物公園?と思いましたが全く思い出せないです。よく乗る区間で撮影したはずなのになあ…

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春日部駅付近。100系

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同じく春日部駅付近。

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春日部駅直前。朝ラッシュ帯は上り列車の遅延を引きずるため、春日部駅直前でこんな感じに足止めされることもしばしば。2線ある下り列車なんかまだマシで、上りは1線しかないので結構頻繁に詰まってる様子を見かけます。

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北春日部付近。かなりゆるいS字カーブ?になっているので超大編成だろうが綺麗に映り込む優良撮影地。電柱の位置関係のせいで複数人の同時撮影が難しいのが難点。

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本線ユーザーの私が撮った数少ない野田線。正確にはアーバンパークラインですがめんどいのでいつも野田線って呼びます。

藤の牛島駅付近の鉄橋。上手く撮れたと思ったのですがよくみたら先頭が少しブレてますねクォレハ…

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同じく野田線春日部駅付近の踏切から。

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南栗橋駅

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同じく。次の列車を待っていたらやってきました。このときの乗車率はそんなに高くなかったと思いますが、土休日や繁忙期は特急が満席なんて割と"よくあること"なので日によってはリクライニングしない特急でも需要ありそうです。

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6050型の普通東武日光行幕。…なのはいいのですが、どう見ても上りホームなんですよね。幕って入換前に回し終えてたっけ…?

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南栗橋からちょっと足を伸ばして板倉東洋大前。最近はここに来ていないので、10000系がまだ運用にはいっているかちょっとわからないですね。どうなんでしょう?

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大師線大師前駅亀戸線と共通運用で、車庫→亀戸線大師線→車庫とローテーションで運用に入っているそうな。ていうか何で日付入ってんの()

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ちょっと寄り道して東上線系統。本線ユーザーなので残念ながら東上線はちんぷんかんぷんです。

とりあえず9101Fには乗っておきたい。

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50090型。

 

とまあ、日常写真はこんな感じで。思った以上に上手く写っていないものもありますが、公開していないのはほとんどがこれら以上にマトモでない写真なので…撮影練習中でございます。

偶然撮影したものから映える写真を適当にピックアップしているだけなので、偏りがあるのは認めます。というか思った以上に350型の記録してるのか…ロクに乗ったことないのに()

 

 

偶然の産物?! 東武のレア写真

ということでここからは主が東武線に乗車中、人身事故だの車両故障だの遅延だので遭遇してしまったレア写真を貼り付けていきたいと思います。大半は偶然の産物です。こんなん狙えてたまるか。

曳舟爆誕

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一枚目は比較的ライトな内容。定期運用では存在しない(しなくなった?)曳舟行運用です。

この日、とうきょうスカイツリー駅付近の線路切り替え工事のため夜から深夜帯にかけて列車の行き先変更などが生じ、特急は北千住停まりに、区間急行・区間準急は曳舟停まりに設定されました(急行準急は普段通り)。

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さすがに幕は対応していませんでしたが、自動放送は 何 故 か 対応していました。撮れなかったけど「曳舟行」の放送は新鮮でしたね。

スカイツリーライン内、8000系最後の定期運用(ただし回送)

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続いてもライトなネタ。亀戸線大師線の車両ですが、基本的に北春日部から回送して運用に入れるため、1日に1度はこのように本線を8000系が走る光景が見られます。本線だと稀に東武博物館所属の原顔8000系8111Fが走る姿が見られますが、あくまでそれは"臨時"。この8000系グループが本線を走行する最後の8000系定期運用です。余所者の撮り鉄っちゃんに集まられると困るので、回送時刻に関しては伏せさせていただきます。ご了承ください。

8111Fによる臨時列車

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8000系繋がりでこのネタ。東武動物公園の近くの施設で行われた「トウブコフェスティバル」、これに伴う臨時列車として大宮→東武動物公園で8111Fによる臨時(急行)列車が運転されました。

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ちなみに8111Fというのは、更新工事が行われた東武8000系のうち最後まで原顔を保っていた編成のことで、引退後に東武博物館が動態保存車として引き取られました。

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車内はこんな感じで、現役当時の内装に戻されてます。

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東武8000系自体は引退とはほど遠いにも拘わらず、どういうわけか8111F運転の噂を聞くと沿線の鉄っちゃん達がわんさか集まってきてカメラを構えるんですよね。

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特に8111Fは運転日数が少なく、その運用も団体とかの運用ばっかりだったので、一般の人でも乗れる今回は話題となり、車内は㋾㋟㋗共の巣窟と化していました*5。子どものための臨時列車なのに…といいつつ混ざる私も同類だったりしますが。

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終点到着後の様子。あのさぁ、ラストランじゃないんだからさぁ…(呆れ顔)

さすがに屑鉄は多くなかったようで、都内のJRのラストランと比べれば 比 較 的 平和ではありました。というか8000系の定期運用ラストランとかなったらどうなるんだ…

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終点到着後、列車は留置線に行って折り返し、北春日部に向けて回送されていきました。

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せっかくだからとトウブコフェスティバルに足を運んでみた写真。兼、キセルしてない証明。実際のところ、春日部~東武動物公園で改札を出ずにキセルした乗客は一定数いると推測されます。キセルはしないように。

10000系試運転トレイン

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とりあえず分岐駅である東武動物公園駅まで行き、次の列車をぼーっと待っていたら偶然遭遇した試運転列車。何をしていたのかは不明ですが、ドア開閉等もしていました(乗れなかったけど)。

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別日。今度は2両編成の試運転を目撃してしまいました。

代走の代走?! 本線30000系のK運用

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東武30000系南栗橋検車区がまだ完成していなかった(=10両固定編成を収容できる車両基地がなかった)事情や、慣らし運転で準急*6に充当するという事情から6+4両編成で作られた電車。…であるのはいいものの、中間運転台の存在がバカ混みする田園都市線のラッシュでは邪魔な存在であるということで、2003年の半直運転開始からわずか3年で離脱開始。その後東上線に転属することにもなり、その波乱万丈な車生から迷列車の烙印を押されてしまった哀れな車両です。音鉄的にはテンション上がる車両なんですけどね。

後継の50050型製造後も予備車として06Fと09F(写真)の2本が残っており、しばらくは通常運用の予備車、また分割して館林エリアなどに向かうイベント臨時用+その予備車として活躍したそうな。その臨時の設定がなくなって以来は50050型の車両故障時や検査入場時にたまに代走運用を担う本線のレアキャラ的存在となっていました。その後、06Fは東上線に転属してしまって、残された09Fもあとどれくらい運用されるのかわからない状況です。

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幕が切れていて判別困難ですが、列車番号の末尾がK。

いつも朝乗る急行は東急車運用(K運用)で、その日もいつものように列車を待っていたのですが、この日ばかりは東急だか半蔵門線だかのトラブルで遅延・運用乱れが発生しており、遅れに遅れた挙句やってきたのがこの30000系09Fでした。本来30000系は東武車運用(T運用)のみの充当であり(←当然)、しかも運用に入るのは50050型の検査入場などの時のみで本数も1本。50050型の代走列車がK運用を代走したということで、来たときは思わずΣ(・ω・ノ)ノファッ!?ってなりました。

納得しちゃった行先変更

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越谷17:26発の急行。本来は「久喜行」の運用であるはずの列車がこの時だけは車両都合だか何だかで「南栗橋行」に変更されていました。

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車両都合って何なんだよ?って思いながら列車を待ってたら30000系が来ました。

いや、お前かよ(冷静なツッコミ)。

濃霧に沈んだ東武電車

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関東地方でも濃霧が発生するケースが…そんなに多くはないものの、朝早くならたまに見られます。が、この日ばかりはちょっと違って、日が昇って結構な時間が経過していたのにも関わらず濃霧に包まれているような状況で、視界不良のため一部列車は減速運転を行っていました。

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一部列車は前照灯のほかに、尾灯も点灯した状態で走行していました。

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とりあえず目の前の準急に乗ったのはいいのですが、列車がいくつも遅れており大袋・せんげん台のあたりで電車渋滞を引き起こすという(スカイツリーライン朝の下りでは)珍しい現象が起こりました*7

何故そこで打ち切り?新越谷停まりの急行

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↑側灯点きの回送列車

この日は大袋駅で人身事故があり、北越谷~春日部で運行がストップしていました。そんなわけで、急行"北越谷"行*8の列車が爆誕するのかとわくわくしながら成り行きを見守っていましたが、なんと直後の電車を「新越谷止まり」にしてしまうという斜め上の対応がなされました。折り返すには北越谷まで行かなければならないので普通なら越谷か北越谷止まりにするものだと思ってましたし、いまだになんで南越谷止まりになったのか不思議でしょうがないです。

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ちなみに電光掲示板上では北越谷行急行が爆誕しておりました(笑

準急も急行も北千住止まり

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原因は覚えていませんが、帰宅中の列車が思いっきり大遅延をしたときの写真。区間準急・区間急行なら朝方を中心に何本か北千住行があったはずですが、準急・急行だと北千住行の定期運用は無かった記憶があります。

巻き添え食らった種別変更

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この日、この急行に乗ろうと電車を待っていたのはいいのですが…どうやら1本前の列車が車両故障を起こしてしまったようで、多少の遅延と共に本来「区間準急」であるはずの列車が今日は回送列車となってしまったようです。まあ、別にそれだけなら問題なかったんです。それだけなら。

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とりあえず目の前の各停で越谷駅へ。本来区間準急に充当される列車がわずかに見えました。

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後続の急行に乗車…

( 駅 ω 員 )「お客様にご案内いたします。この列車は前を走る区間準急が車両故障を起こしたことをうけ、当駅(越谷駅)より準急として運転いたします」

( ぬ ω し )「は?」

と、そんなわけで準急に種別変更されてしまい、遅刻が確定。ちなみに準急は越谷から先各駅に停まるので実質各停です。解せぬ。

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この後、LCDの案内を変更しないまま準急として運転を再開したため、「急行」の案内してるクセしてドアが開くという珍事に出くわすことになりました。

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ちなみにせんげん台発着前後にしれっと準急に変更されてました。

幕回しサボり?全力で下っていく"浅草"行

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いつものように電車を待っていたら、何故かやってきた列車。待っていたのは下り列車だったのですが、やってきたのは「区間急行浅草行」の幕を掲げた列車。しかも私の記憶が正しければ、この列車は「区間準急」だったはずです。凄まじいまでの種別詐欺…

"上り"各駅停車北越谷行

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用事が早く終わり、帰り春日部で降りて撮影でもしようかと思っていたところに飛び込んできた「人身事故」のお知らせ。この日は越谷駅内側線で人身事故があり、急行線は平常通り運転が続けられたものの緩行線はストップ。この「北越谷」行の行先はよくある行先ですが、それは"下り列車"の話で、上り列車の北越谷行なぞ一度として聞いたことがありませんでした。

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北越谷駅。この番線に来た列車が尾灯をつけているなんで本来はありえないことです。この列車はそのまま逆方向に出発し、折り返し線に入っていきました。

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もう一つ。越谷駅で事故ったというのに、新越谷駅では何故か上り草加行の表示がありました。車両はどこから持ってくるつもりだったんでしょう?

珍事!? 緩行線を走る区間急行

優等列車緩行線走行といえば、小田急のアクロバティック走行をかます通勤準急とか、隣の線路を新快速が勢いよく抜いていくJR京都神戸線快速なんかがありますが、対する東武鉄道複々線供用開始以来、ずっと緩行線は各駅停車のみが走る状況です。

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が、この日は状況が違って、西新井駅で発生した急行線の人身事故により急行線が使い物にならないような状況でした。そこで…

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「急行線がダメなら、緩行線を走ればいいじゃない!」

…と言わんばかりにやってきたのがこの区間急行。東武複々線内には急行線→緩行線と渡る線路はありませんので、この列車はなんと全区間緩行線を走ってきたということでもあります。まさに珍事。

でも雨には弱かった。東武日光線台風19号被害

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最後には特大ネタを。東武日光線…というか東武鉄道は、災害には結構強い鉄道会社で、雪やそこらの台風など、他のJR私鉄各社が軒並み運転見合わせになるような災害でも東武鉄道(と京急と他一部私鉄)は遅れこそあっても電車は動くという強さを見せます。そんなこともあって「遅れることがあっても止まることはない」(ただし人身事故には弱い)というのが沿線住民の認識でしたが、今回ばかりはわけが違いました。

2019年10月、台風19号発生。非常に勢力の強い台風であることが発表され、大きな被害が出ることが予想されました。スーパーからパンは消滅、その他カップ麺などの手軽に食べられる食品も軒並み品薄となりました。各鉄道会社も最大限の警戒がなされ、東武鉄道では前代未聞の「計画運休」という判断となりました。

台風19号は週末にかけて首都圏に襲来。我が家でも貯められる容器全てに限界まで水を貯めるなど最大限の警戒。このごうごうと風が吹き雨が窓を打ち付ける最中、地震も起こるというヒヤリも(震度は3程度だった)。

そして一夜が明け…日光線は止まってしまいました

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日光線静和駅付近での冠水をはじめ、新栃木以北や佐野線でも長期運休せざるを得なくなってしまった東武線。月曜日からは早くも鉄道代行バスが運転されはじめました。

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いくら大型バスとはいえ、4両編成の電車と比べると輸送力はお察し。日光線は普段特急が高速で行き交い、普通列車でもトップスピードの100km/hを出せるような線路なので、対するバスの速さもお察し。乗った時間帯は積み残しこそなかったものの、普段あっという間に走破してしまう南栗橋ー栗橋は猛烈に時間がかかる!

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電車の2倍か3倍の時間をかけてようやく栗橋到着。東武日光線自体は赤字ではありますが、この状況を見るにバスで置き換えるのはとてもとてもとても無理な話だと痛感(そもそも廃線になる可能性はゼロだけど)。

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栗橋駅は列車が来ないので、改札も全て閉じられた状態に。

バスに関しては、一応はダイヤを設定してるけど完全なお飾り状態。いつ来るかはワカラナイ。

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バスを待つ乗客は、こんな感じで待機。一応上には職員さんがいて、バスが到着すると案内がなされました。

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上り便は下り便とは違うルートを走行。写真は利根川。普段は堤防のはるか内側を流れるだけの利根川ですが、この日ばかりは堤防ギリギリまで増水。もしも盛大に決壊していたら、この地域はおろか首都圏もヤバイ状態になっていたことは間違いありません。

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南栗橋に到着。

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日光線自体はおよそ1週間ほどで復旧しましたが、もしも利根川の橋梁が流されてしまっていた場合、1週間では復旧できなかったと予想されます。

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日付変わって同じく南栗橋駅栗橋駅JR宇都宮線へ乗り換えることができるので、南栗橋~栗橋の利用は平時から結構存在します。そこで、復旧工事中の新古河以北は一旦置いておき、南栗橋~栗橋で臨時列車を仕立てて運行する流れになったようです。

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行ったときには10000系が運用に入っていましたが、日にちや時間によっては20400型も運用に入っていたようです。

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区間列車運行開始後も、代行バスは引き続き南栗橋始発で運転されました。

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幕は「臨時」20400型や自動放送は栗橋行に対応していたようですが、残念ながら10000系は非対応、車内放送も車掌さんによる肉声放送でした。

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おあつらえ向きなことに、栗橋駅構内にはJR直通特急の線路がありますのでそのまま転用すれば折り返し列車に使えます。上り線→下り線へポイントが空いているのはなかなか見られない光景かと思われます。

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この入換信号機が前々から存在したのかは不明ですが、少なくともこの上下の渡り線が区間列車を仕立てるのに最適な存在だったのは間違いないでしょう。

最も国鉄・JRと貨物をやりとりしていたために昔も上下渡り線自体は存在していたそうで、あの渡り線が直通のために新たに設けられた(=一度廃止になっていた)のか昔からの渡り線を転用したのかは不明。

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「当駅発」の表示というのもなかなか珍しいと思います。

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南栗橋から来た列車は一旦新古河方面へ回送し、線路を切り替えたあと折り返してきました。

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とまあこんな感じで、日光線がストップし代行輸送を行っていたころの記録を残しておくことにします。

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ちなみに日光線の栗橋~栃木は比較的早く復旧しましたが新鹿沼下今市は復旧が遅くなったので、しばらくは東武日光行の代わりとして新鹿沼行が見られた他、昼行の「新栃木」行および「新鹿沼」行特急も見られたそうな。

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それから、鉄道とは無関係ですが…ここは越谷レイクタウンの近くの大相模調節池。普段はこの辺りは遊歩道となっているのですが(奥に見えるのが手すり)、台風の直後は相当ヤベー水量になってました。台風当日は右下の茶色いラインまで増水したっぽいです。

そういえばこの台風19号ですが、「令和元年東日本台風」という名前が付けられていたんですね。

 

 

と、こんな感じで東武線内オンリーで過去写真、日常写真、ネタ写真等を引っ張り出して貼ってみました。ネタに関しては1年ちょっとで集めたものですが、何せ越谷市から栗橋までとかなーりの距離を乗る関係で様々な珍事に出くわしてしまう結果になりました。思った以上に多かった。

あ、繰り返しになりますが無断転載はカンベンしてください。よろしくお願いいたします。

写真には撮ってないけど、東急8500系が車両不具合を起こして東武動物公園で車両交換をする珍事にも出くわしたことがあります。というか南栗橋行がいきなり東武動物公園行に変わってるとか心臓に悪い。

 

オマケ

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1駅しかないというのに、何を急ぐのかわからない大師線特急。

南栗橋検車区公開イベントの際、行先表示体験コーナーという感じのブースでやっていました。東武30000系の種別表示幕は横長で、さまざまな情報が表示できるうえに表示できる文字羅列の種類も多いためか、このイベントではものの見事にオモチャにされてましたwww

あ、さすがに勝手にいじれたわけではなく、職員さんに表示したい内容を言って変えてもらう形でした。東上線バージョンもあったらさらに盛り上がっていた可能性。

 

2020/4/24追記

なんかお題がやっていたのでタグ?を貼り付けておきます。まあマニアにしかわからない内容なんですけどねぇ。↓

今週のお題「激レア体験」

 

それから、350系特急しもつけの廃止が決定して間もなく、緊急事態宣言を受けて…なのかは知りませんが、一部特急が運休が発表。運休列車のリストにはなんと一日一本の「しもつけ」も入ってました。ああ、こりゃ実質廃止ですね。残念ではありますが仕方ないです。

*1:「障害者式面縦」の略称。素人でも撮れてしまう、列車の前面のみを切り出した構図の写真。殺伐とした撮り鉄業界では馬鹿にされやすいので列車写真にこだわる際は注意。言うまでもなく蔑称なので、他人には絶対使わないこと

*2:停車駅は浅草、とうきょうスカイツリー(晩年の停車)、北千住、春日部、東武動物公園板倉東洋大前新大平下、栃木、新栃木、新鹿沼下今市、以北各停。急行が停車していた曳舟草加・西新井・新越谷・越谷・せんげん台なども容赦なく通過していた。

*3:平日は全てのボックスに乗客1人~2人座る程度だが、休日は1ボックス席の4席全てがうまることもある

*4:東京メトロ半蔵門線東急田園都市線

*5:トウブコフェスティバル目的の乗客もちゃんといた

*6:当時の種別で、現在の区間急行の停車パターンと同じ

*7:普段電車が詰まっても多少の減速運転程度に留まることが多い

*8:本来急行は北越谷通過