愛知県の2つの麺・東海道を東へ 2019関西食旅#9(終)
おはようございます。前回は舞鶴から名古屋まで来ました。今回はその続き。
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前回↓
ということで名古屋駅。今日は基本的に帰るのが主目的なのでぶっちゃけチェックアウト時間まではぐーたらしてもよかったのですが、乗りたい列車があったので早起きしてきました。関東方面は上り列車ですが、いったん下りに乗ります。
[名古屋7:12→大垣7:47 東海道線 特別快速]
どこかの川か忘れましたが、川辺だけ霧がかかっていて面白かったのでパシャリ。
朝早くの腹ごしらえには前日その辺のスーパーで買った天むすを食べたのですが、割引シールが貼っているやつを選んでしまったせいか腹痛と共に急にお通じがっ…乗り換え時間が短かったのでこりゃヤバイと思いましたが、車内トイレに駆け込むことで事なきを得ました。
ということで大垣からは折り返して「ホームライナー大垣4号」に乗車します。特急型車両を使用していますが、青春18きっぷでもライナー料金330円を払えば乗車可能。車両は681系で、JR西日本の車両を借りて運行するといういわばアルバイト運用です。
ライナー券を買える場所がわからなかったので車掌さんに聞いたら、車内で買えるとのことで、(車掌さんの負担は増えてしまいますが)お言葉に甘えさせていただくことに。
車内をパシャリ。同じくしらさぎ号の運用に入ることもある683系とは内装は似ていますが、雰囲気は少し違いますね。
座席に関しては、どこかで乗ってくる人がいたら譲ればいいやと思って最後方車両の出入口から一番遠い最後尾に座りました(が結局終点まで自分の席を指定された乗客が現れることはありませんでした)。
[大垣7:47→名古屋8:41 ホームライナー大垣4号]
あ~~~GTOの音最高なんじゃぁ~~~~~
ゴホンッ
ライナー料金をしっかり払います。
写真はあまり撮っていないですが、このときの私はテンション上がりまくりでした。だってGTOだし
ということで名古屋に到着。もっと乗っていたかったですが仕方ないので下車します。
幕は既にしらさぎ幕に変わっていました。ここからこの列車は折り返して北陸へ向かいます。
おや、こちらはシートの色が違いますね。指定席でしょうか?
グリーン車。青春18きっぷで乗れるなら大喜びでグリーン料金払っていたところですが、このグリーン車は「指定席」として販売されます。グリーン車指定席は青春18きっぷのルール上残念ながら乗れません*1。
名古屋・豊橋方先頭車は非貫通式のようです。
編成の反対側まで来たらなんかちょうどいいところにきしめん屋が。
朝はちっこい天むす2つしか食べてないので、まだお腹の容量は空いています。
ということで注文してしまいましたw
特別なトッピングもなにもつけてないただの「きしめん」を注文したのですが、デフォルトで油揚げ・鰹節・ネギがついてきました。これはうれしいですね。
実にお手軽な名古屋飯。ところでこれ、その辺の駅の駅蕎麦より旨い説あるな…
乗ってきたホームとは反対側にまた別の681系が停まっていたのですが、食事中にどこかへ回送されていきました。
その後は名古屋の名物?ナナちゃん人形を探しに行ったのですが、地上のアーケード部分(すなわち店外)にあることを知らずにめっちゃウロウロしていました。新宿や梅田よりも名古屋駅のほうがよっぽど複雑ですわ。
その後はせっかくなのでこの地域の私鉄「名古屋鉄道」、いわゆる「名鉄」にちょっとだけ乗車することに。
名鉄は鉄ヲタの間でも「名鉄沼」と呼ばれるくらい色々とカオスな私鉄のようです。我が地元東武も深みに陥るとなかなかの沼なのですが、聞く限りでは名鉄はもっと深い沼のようで…
詳しいことについては他の方のサイト・動画等を見ていただくとして、名鉄名古屋駅だけでも「巨大ターミナルなのにホームが2面3線しかない」「かなり多くの種別が乗り入れる」「支線直通列車多数」「編成も多種多様」などというカオス要素&初見殺しの罠がたくさんあります。
方面別に乗車整理を行うため、一応鉄道に興味ない家族も行先さえしっかり把握してれば問題なく乗れるくらいには親切な案内ですが、行先を把握してない人・駅の案内をちーっとも聞かない人(一部そういう人もいる)を中心に誤乗が多発しそうな感じです。初見で駆け込み乗車すると死にます()
とりあえず適当な列車に乗って金山へ行きます。
金山でもいくつか撮影していました。
情報量が多いのに3色LED掲示板とな…?
駅舎をパシャリ。
ここから適当な列車で豊橋へ移動します。路線は再びJR。
ということで豊橋。旅行最後の昼食はここで済ませることにします。
食べて美味しい。食べて楽しい?豊橋カレーうどん
ということで駅から数分、やってきたのは「勢川本店」。
実はここ豊橋周辺では、地域の名物として「豊橋カレーうどん」という料理が存在しています。
これを知ったきっかけですが、舞鶴のときにも話題にした同人誌作家N氏がTwitterかなんかで流して広まったあるイラストです。というかむしろそれがN氏を知ったきっかけだし原作を知ったきっかけだしそれに引きずり込まれた原因だしあれなんか私N氏にめっちゃ影響されてね?(イマサラ
店内に入り早速注文。
ということでやってきました。カレーうどん。実は私はカレーうどんというものを初めて食べます。
お味はというと、カレーの味もしっかりついてますが、基本的に和風ベースのつゆが全体の味をしっかり支えており、「うどんにカレーをぶっかけた」なんてチャチな表現ではとても表現できるようなものではありません。つゆはとろみがついていて、麺を食べるとつゆが絡んできます。油揚げはつゆをしっかり吸ったしみしみで、シンプルなウズラ卵と供えられたお漬物がちょうどいいアクセントになっています。これは美味しい!
さて、普通のカレーうどんとしてもなかなかにクオリティの高いこれですが、ちょっとした遊び心というか、ギミックが隠されています。
なんとこのカレーうどん、容器の底に「とろろご飯」が隠れています!
つまりカレーうどんを食べた後、そのまま今度はカレーうどんのつゆを利用した混ぜ飯として食べることができます。美味しいのはそうですが、食べた後にとろろご飯を掘り出して味変できる楽しさも兼ね備えてます。
つゆも全て飲んで完食。ごちそうさまでした。
ちなみにこの「豊橋カレーうどん」ですが、名乗るには条件があって、
というもの。乗せる具材やつゆの味はある程度自由のようなので、店によって違いが出てくるようです。ネットで見る限り盛り付けも全く違うようなので、今度来たときは他の店にも行ってみたいですね。
そうそう、カレーうどんですが勢いよくすするとつゆが服に飛び散りそうな感じだったので食べる際はご注意を。
引用元↓
後はもうひたすら帰るだけです。
[豊橋13:23→浜松13:57/14:10→静岡15:22/15:24→熱海16:41]
そうそう、豊橋駅構内にこんなお菓子も。フワフワしたスポンジとなめらかなクリームとザクザクしたブラックサンダーがいい感じにマッチした美味しいお菓子でした。
ということで熱海に到着。
時間的に寄れそうな感じもしないのでさっさと次の電車へ。ここからがラストスパートです。
ここからはJR東日本、車両も見慣れたものになります。
無事ボックス確保。
実はこの日、京急線神奈川新町駅付近の踏切で立ち往生したトラックに電車が突っ込んだ日で、架線柱がやられたためこの日は終日運転再開できない日となってしまっていました。そのため振替輸送の煽りを受けて下り列車はもう大混雑、私が乗る上りも(前にこの時間に乗ったことなかったので比較のしようがないのですが)心なしか混雑していたように思われます。
ちなみに現場付近が見えないか見ていましたが、ビルに囲まれていたのと日がすっかり落ちていたこともありちっとも見えませんでした。
品川からは通勤客も乗ってきて大混雑。
上野駅で下車。この後どう帰るか迷いましたが、青春18きっぷを使っていたので常磐線経由で帰ることに。
ということで北千住。この後東武線で帰りました。いくら楽しい旅とはいえ、東武線の放送を聞くとものすごく安心感を感じるあたり私の地元はここなんだなって実感します。帰る家があるって素晴らしい。
さて、これまで何度も旅行してきましたが、今(執筆時点)も飽きることなく旅行に行こうとしています。
トラブルなんかもありますが、それも含めた予想のできない非日常っていうのが物凄く楽しいのです。そして旅で知ったことは、私の人生の糧になっていると私は感じています。
次はどんな出会いがあるのでしょうね。
いざ名古屋・ご当地?とんこつラーメン 関西食旅#8
前回、山陰本線経由で舞鶴に行き舞鶴観光をしてきました。今回はその続き。
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前回↓
ということで、東舞鶴から小浜線に乗って敦賀へと向かいます。本当は西舞鶴も観光したかったのですが、この小浜線の始発の大半が東舞鶴だったのと時間が少なかったことから範囲を東舞鶴周辺に絞って観光していました。
またもや普通の席の窓側は埋まっていました。
車両の中間には謎の窓割とずいぶん変な補助席区間がありました。
いかにも「221系ベースで車両作ったよ!あ!でもローカル線だから中間扉はいらないよね!本当は窓割とか変えるんだけど設計し直すの面倒だから適当に座席配置しちゃえばいいや!」というノリで作られた車両っぽい雰囲気。
補助席の座り心地良くないんじゃぁ~
発車。舞鶴の街を後にします。次はだれかと行きたいなぁ。
お察しの天気だし景勝地ってわけでもないし朝早かったしめっちゃ足痛いし疲れたしで車内で爆睡してグダグダしていたらいつの間にか敦賀に着いてました。こんなに印象薄い路線は初めてですね…途中で席移ったこと以外覚えてない…
外から見るといかにも「中間ドア埋めました!」という構造。我が地元東武の魔改造列車20400型も同じような雰囲気です。いかにもこの125系電車は魔改造のような雰囲気醸し出していますが…これ新造なんだぜ…
あまり上手く写っていないですが、敦賀駅舎。
ここ敦賀は北陸本線の途中駅で、ここから北のデッドセクションを超えると電化方式が直流から交流へと切り替わります。
電光掲示板ですが、ホーム上の電光掲示板をモニターで映すという頭が良いのか悪いのかよくわからないことをやっています。これって合理的なの…?
北陸新幹線。この駅は現在一部の特急に通過される駅ですが、数年後にはここまで北陸新幹線が延伸し乗り換え駅となる予定です。乗客の利便性を考えるなら福井止まりにしておいた方がよさそうですが、車両更新のときに交直流電車を作りたくないっていう事情がありそうです。
この電車で南下します。が、福井方面から来るためか521系での運転でした。
[敦賀16:03→長浜16:53/16:57→米原17:10]
道中、長いながーいループ線を通ります。上り線専用の勾配緩和のためのループ線です。
山間を抜け、平野をしばらく走ると長浜に到着。
敦賀から来た電車は切り欠きホームに入るため、階段を上がらずに乗り換えができます。便利ですね。
ここからはJR西日本ご自慢の「新快速」に乗って米原を目指します。といっても快速運転区間は米原以降なので実質各停、車両も4両と看板級列車にしては可愛らしい短さです。
座席が空いてなかったので前面展望。なんと運転室には運転補助装置みたいなものがついています。これはすごい。
米原直前で抑止を食らいました。踏切の目の前で止まってしまったため、そこが一時的に開かずの踏切になってしまっていました。実に運の悪い踏切待ち(´・ω・`)
米原到着。南口に出て駅舎を撮影。結構雨が降ってました。
ここからは東海道線に乗ります。管轄は西日本から東海へと戻ります。
[米原17:30→大垣18:05/18:11→名古屋18:48]
列車は時刻表上では大垣止まりですが、大垣で行先変更をして特別快速豊橋行きに変わるようで、乗り換えなしで行くことができました。
道中、ある老婦人と席が隣になり、少しお話したのですが、なんとその方、同じくらいのご兄弟とともに旅行してきたとのこと。兄弟で旅行するという方は結構珍しい印象。それも兄弟揃って旅行好きでしかも結構なご高齢だから驚きです。世の中にはいろいろな方がいるんだなぁ…
その方は岐阜で高山本線へと乗り換えていきました。
名古屋に到着。今宵はここで1泊します。ひとまずは食事処へ。
中部関西ローカルチェーン「スガキヤ」のラーメンを食べてみる
ということで、名古屋駅の南側へと向かって歩きます。
やってきたのは名古屋・関西圏に店を構えるローカルチェーン「スガキヤ」です。この店舗は名古屋駅南口にあるちょっとしたモールの一角にある店舗です。名古屋駅にも同系列の「寿がきや」があったのですが、そちらはよくある「スガキヤ」とは少し路線が違うようなのでこちらまでわざわざ歩いてきました。
スガキヤですが、とんこつベースのラーメンといくつかのご飯もの・麺類、甘味などを扱っています。
ラーメンと言えばだいたい通常のラーメンが400~650円程度で少しトッピングを増やしたものはもっと高くなるのですが、この店はとにかく安いことが特徴です。その値段なんと普通のラーメンで330円!やっす!
もともとの値段が安かったので、ちょっぴり贅沢に特製ラーメンを頼んでみました。たくさんの肉に温玉まで乗って480円。これだけ乗って500円いかないとか破格すぎる。
まずは普通に食べ進め、ある程度食べ進めたら温玉を割って味変する。私の家ではよく袋麺に卵を落として、半熟状態で食べていたのを思い出します。美味しいですね!
あっという間に食べきってしまいました。この「スガキヤ」は甘味も豊富で、なんだか美味しそうなデザートがいくつもありました。私はオーソドックスなアイスクリーム(小)を追加注文。いくら小とはいえこれが110円というのはやっぱり安い気がします。
完食!ごちそうさまでした。
実は関西でもこんなカップ麺を見かけていたのですが、この店に来て初めて食べて正解だったんじゃないかなって思っています。
このスガキヤのラーメン、今でもたまーに食べたくなるのですが関東だと1店舗も無いだけでなくカップラーメン版すら扱ってないんですよね…スガキヤのカップラーメン関東でも販売してくれぇぇぇぇ!!!
かさんで持ち帰るのが難しかったので諦めたのですが、そのスガキヤのお隣のスーパーでも売ってました。
さて名古屋に戻りまs(ザーーーゴロゴロピカッ
…名古屋来た直後は天気はまあまあという感じだったのですが、呑気に食事している間に天気が悪化してしまったようです。止む気配も無し。
名古屋圏で高層ビルも多いので雷が降ってくる心配はいらないのですが、土砂降り雷となると小出での恐怖が蘇ってきます(トラウマ
靴防水タイプでよかった。
ひとまず名古屋駅に戻り、そこから北にある小さなホテルに向かいました。ホテルは小さな雑居ビルのなかにあります。というか目立つ看板無いから分かりにくいんじゃ。
ホテルはドミトリータイプで、フツーに立てて机とかロッカーとかがあるスペースが1畳(よりは大きいけど利便上こう呼ぶことに)、ベッド部も1畳とこのタイプにしては結構広いホテルでした。ベッド部は2段になっていて、上部は廊下を正面に右側に1畳のスペース(つまり私の宿泊スペース)、下部は左側に1畳のスペースがあって、面積合計3畳くらいを2部屋に分けるという上下空間を上手く利用したホテルでした。
ちなみに残念ながらこの宿も簡易宿所なので、法律上鍵がかけられない仕様となっています。貴重品はロッカーへ。
舞鶴で歩き疲れたので寝ます。おやすみなさい。
次、多分ラスト
次↓
まだ
何故行った?山陰舞鶴線ぐるり 2019関西食旅#7
前日は阪急線で嵐山まで来ました。今回はその続き。
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前回↓
再び梅田へ・Cake on Parfait・最低限だが十分すぎる宿 2019関西食旅#7
ここ嵐山だよね??
嵐山の宿を始発の時間帯に宿を出たのですが…びっくりするくらい人がいません。去年もこのシーズンに嵐山に来たのですが、そのときは日中の時間帯ゆえか人、人、人…宿の下は嵐電なので、この周辺も大賑わいだったのですが…早朝だとさすがにいないんですね…
JRの嵯峨嵐山駅まで来ました。ここからは再び青春18きっぷを使用して旅を続けます。
嵯峨野山陰線の始発がやってきました。ここから西へ向かいます。
[嵯峨嵐山5:48→園部6:15着/6:16発→綾部7:11 山陰本線]
そんなに時間かからないうちに保津峡。この辺りでは渓谷を貫いた新線を走ります。
旧線は現在嵯峨野観光鉄道の線路になっていて、昨年乗りに行きました。山陰本線はJR最初期に新線へと切り替わったのですが、国鉄時代は非電化単線の気動車天国だったそうな。
天気が良くなく、雲がかかってます。朝っていうのもあるかも?
園部駅で乗り換えです。車両が221系から223系へとアップグレード…したのはいいのですが
普通の席空いてなかった(´・ω・`)ショボーン
しかも長距離利用客ばっかりだったのか、全ッ然空きませんでした。正確には窓際だけ埋まっている状況だったけどとても横に座れる雰囲気じゃなかったです。
園部からは単線になるため、何度か交換をします。道中、「きのさき2号」の交換もありました。
綾部に到着。ここから乗り換えます。
ということで舞鶴線。緑一色の電車がやってきました。
えーと、これは115系?
…と思ったのですが、形式を見たら113系でした。113系は一度も乗ったことが無かったのでこれは素直にうれしいですね。車内はセミクロスシート
だったのはいいんですけど、ラッシュ直撃時間帯だったのでめっちゃ混んでいました。ロングシート部すら空いてねぇ?!
乗っていた人の大半は沿線の高校生のようで、西舞鶴に到着するとドッと下車していきました。ようやくボックス部を確保することができました…が、終点東舞鶴までは僅か7分という短さ(´・ω・`)
東舞鶴駅に到着!
この駅は高架化されています。…ところでこの駅は舞鶴線・小浜線の起点終点駅であり、この駅を始発・終着とする列車はかなり多いのですが、何故か2線しかないんですよね。足りるのかコレ?
駅舎北口をパシャリ。
しばらくホームとか駅舎内とかウロウロしていたら287系と思われる特急列車が到着。時間的に「まいづる4号」に充当されるようですね。特急まいづるは、京都ー福知山・城崎温泉の「きのさき」や、京都ー天橋立・網野・豊岡の「はしだて」に連結して運転されます。
ここ舞鶴市は京都府の市町村の1つです…が、見ての通り県内移動に特急を使うレベルで離れています。山がちな地形のせいっていうのもあるのでしょうが、「ここ本当に同じ京都府なのか?」って思ってしまいますね(失礼)。まあ静岡とかという県内移動に新幹線使うような都道府県もありますけどね。
舞鶴市街をてくてく
ここ舞鶴市に来た理由ですが…とある飯テロ同人誌作家N氏他様々な人達がTwitterで舞鶴のイベントのことつぶやきまくっていて、「舞鶴楽しそ~!」ってなったのが理由です。
ですが私は忘れていたのです…彼らはもれなく「提督」であったことを…
市街地はラッシュの終わり際の朝方ということでやや人は少なかったものの、大通りに出ると結構な車通りがありました。
ということでやってきたのは「舞鶴赤れんがパーク」何故裏に回ったし
旧海軍の兵器廠倉庫として実際に使われていたものだそうで、今は店や売店が入っているほか、展示施設の1つにもなっています。
平日ゆえか、人はほとんどおらずがらんとしていました。
さてここまで来たはいいのですが…問題が1つ発生していました。
足がめっちゃ痛い
…新潟旅で雨にうたれ、スニーカーはクソ雑魚防水性能だと痛感して新品の防水の靴を買ったのはいいのですが、それがまだ履きなれてなかったんですよね。前日までは歩く距離も少なかったためか違和感を感じる程度でしたが、舞鶴で長時間歩いたことで伊丹が表面化してしまいました。つまりは靴擦れです。馬鹿じゃねぇの?
ベンチで少し休んでいたら少し回復し動けるくらいになったのでふたたび観光。
日本海軍や関連する近代歴史はちっともない状態でしたが、中にはパネル等で解説が置いてあり、なかなか面白かったです。
いまや和食の代表格にもなった「肉じゃが」の起源とか、他にもカレーの日本到来から現代にいたるまでのざっくりした歴史なんかもあって面白かったです。他にもいろいろ。というか肉じゃが、お前明治生まれなのかよΣ(・ω・ノ)ノ!
売店なんかもあります。
売店の奥に鉄道の展示物があることを目ざとく発見!形式はわからないけど機関車が展示されていました。
この一角には1972年に廃線となった「中舞鶴線」の資料なんかが展示されているコーナーのようです。どうやら中舞鶴線は近くの舞鶴鎮守府(現在は海上自衛隊の基地になっている)への物資輸送目的でつくられ、1919年に営業開始したそうな。ジオラマ、当時の写真や資料なんかも置いてあります。
ブレブレになっちゃってますが、機関車の中も見れます。
現代では狙わなきゃなかなか撮れない機関車の正面アングル。他にもいろいろな資料があって、いやー面白いですねwwwこれだから鉄ヲタは
赤れんが倉庫を出て西に行くと、自衛隊の船が見える場所まで行けます。というか写しちゃっていいのかな? 船の名前はわかりませんが、なんかすごいということは分かります。なお語彙力( )
ちなみに土日は近くまで行って見られるそうな。
事前に遊歩道とトンネルがあるということを調べていたのですが、場所が分からず施設の人に聞いたら、どうやらここ赤れんがパークに来るまでの間に「私道かな?」って思ってスルーした場所でしたorz
赤れんがパークの近くには、このようにご当地マンホールがありました。
この遊歩道ですが、廃線となった「中舞鶴線」を一部転用して造られたものなんだそう。先ほど赤れんがパークにも展示されていたやつです。
トンネルが見えてきました。中舞鶴線唯一のトンネルであった「北吹トンネル」というそうです。
中の壁はレンガ造り。洞窟と違って外気が入りやすいはずですが、中は不思議とひんやりしていました。
単線トンネルの中を歩けて楽しかったのですが、このあたりで再び足が根を上げて休憩せざるを得なくなりました。マジ辛い…
遊歩道を途中で出て東へ。中心街にはアーケード街がありました。
ということで、Twitterで話題になっていた坂井精肉店に来ました。こう堂々とキャラ絵がある店に入るのはちょっと躊躇してしまうものの、せっかくだからと入店。
本業はお肉屋ですが、その他にも色々な総菜を扱っています。財布と相談の上で、肉じゃがコロッケ、カレーコロッケ、コーンコロッケを注文!
残念ながら許可を得ていないので店内では食べられないとのこと。ですが奥さんはとても優しい方で、申し訳なさそうに「ごめんねー」と言っていました。
たしかTwitterとかやってないのみたいな話をしていて、その流れでブログやってるから書きましょうかみたいな話をしていたのですが、その後忙しくなってしまったので実際に書くまで実に半年以上かかってしまいました。遅すぎる
どれも美味しかったです!
海のほうへフラフラ。
その後昼食を食べようかと店を探すも、特に食べたいものが見つからず、足が限界に近いこともあって駅構内のコンビニで済ますことにしてしまいました。坂井精肉店の奥さんに昼食場所の情報聞いたというのにホントにすみません(´・ω・`)
ということでそろそろ舞鶴を離れることにします。もうちょっと観光したかったですが、開いてない施設があったりした他、足がもう悲鳴を上げていたので観光を切り上げざるを得ませんでした。
舞鶴楽しかったです。ですが…土日に行ったらもっと楽しく、誰かと行ったらさらに楽しく、実史を学んだらはるかに楽しい観光地です。いつかリベンジしたいですね。残念!
ということで今回はここまで。
続きます。
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まだ
そうそう、N氏の同人誌の原作も知らないのにこんな記事書くのはいかがなものかと思って、私も「提督」になってみました。いやぁー面白いですねぇーwwww(ハマった)
正規空母導入したらボーキサイトが勢いよく溶けて行ってビビる私。
ちなみその音楽をBGM代わりにこの記事書いてたりします(笑
再び梅田へ・Cake on Parfait・最低限だが十分すぎる宿 2019関西食旅
前回は甲子園駅付近の最寄りの店でカツ丼を食べました。今回はその続き。
執筆時点で次の旅行の出発日が近づいており、この記録を旅行後に持ち込みたくないのである程度飛ばしていきます。
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前回↓
マルーンの電車で梅田へ・球児たちのカツ丼 2019関西食旅#6
ということで駅に戻ってきました。駅出てすぐ右側には「吉野家」がありますが、ここも例に漏れず阪神カラーをやっております。
そしてこの店舗では、結構珍しく店舗限定メニューというものが存在します。
とりわけ注目的なのは右の「オム豚丼」
ということで買ってみました。中身と言えば、牛丼の上に乗せたオムレツ(薄焼き卵?)にソースをかけるというずいぶんシンプルなもの。どうやらマヨネーズがは別かけの様子。
今は食べないので写真だけ撮影してバッグに入れておいたのですが、その後どうなったかは…察してください()
その後駅に戻り、何本か撮影した後この鋼鉄製の青い各停に乗りました。
ところで阪神線って「線路は続くよどこまでも」という曲を接近メロディーとして使っているんですね。知ってる曲が接近メロディーというのは新鮮。
[甲子園→今津 阪神本線]
ということで今津。ここから阪急線へ。
昔は宝塚方面への直通もやっていたようですが、現在は区間列車。恐ろしいほどあっという間に着きます。
駅は立体交差化されていて、今津線のこちらの線路は頭端式ですが、駅入線前に線路が上下に分かれていました。本線に繋がっていて車両をやりくりしている様子。
その後本線へ
塚口で下車。
ここで阪急伊丹線に乗り換え。この支線は本線から分岐していて、支線⇔本線上りの乗り換えがしやすいようにホームが「く」の字に曲がっています。全国的に見れば珍しいような気がしますが、阪急ではよくある配線のようです。
[阪急伊丹線往復]
終点伊丹到着。支線ですが結構発展している様子。少し離れているJR伊丹駅へのバスも運行されているようです。
戻ります。
その後何本か撮影してから、梅田へ向かいました。
梅田到着。先ほど来たときはお昼が近かったこともありあまり撮影できなかったので、いくつか撮影。
せっかく梅田に来たのだから何か電車以外の名所を…と思って調べてみると、なにやら「梅田スカイビル」というものがあるようで。行ってみます。
途中地下通路を通ります。何のための地下通路なのかなって思ったんですけど、これ梅田貨物線だ!(関空特急はるかとか京都発くろしおとかが通っている線路)
展望室まで上るにはやはり料金が必要とのこと。ですが近くまでは行けるみたいなので行ってみます。
エレベーター上った先は、そのさらに上に上がるエスカレーターが。
こっわ!絶対に大丈夫だと分かっていてもこの高さはさすがに怖い。
上がったところには店と、展望室に繋がるエスカレーター(および料金所)
料金を払うとこの上の展望室(展望デッキ?)に行けます。今回はスルー。
店の窓からは、大阪駅と先ほどくぐった梅田貨物線が見えます。こうして見ると、貨物線と旅客線の位置関係が一瞬でわかって面白いですね。
降りてきました。エレベーターはガラス張りで、上るとき地上から遠ざかっていく様子が思いっきりよく見えて超怖かったですw(高所恐怖症ぎみ)
大阪駅に戻ります。
大阪駅北口には、噴水というか景観としての水路が整備されています。いいなあこういうの。東京にもほしい(東京にもあるかもしれないけどどこにあるかはわかっていない)
振り返ると、先ほど上った梅田スカイビルが夕日に照らされてものすごく綺麗でした。全体的にガラス張り、シンプルな建物がものすごく写真映えします。これはすげぇ。
南口に出てみます。大阪駅の名物的な屋根がこちらからだとよく見えます。いかにも大阪駅っていう感じ。
ところで時間は日が傾くくらいの時間で、食事にするには正直微妙な時間ですが、食べてみたいものがあるので店に向かいます。
ケーキが乗ってる?!梅田・MIORのパフェ
ということでやってきたのはコチラのお店。いかにも洋菓子屋っていう雰囲気のケーキ屋「MIOR」です。場所的には阪急大阪梅田駅を出て正面進み階段下った辺り。
美味しそうなケーキ等がケースの中に並べられています。
ここでは食べたいものがあったのですが…ありましたね。メニュー表右側。
なんとこの店ではパフェの上に好きなケーキを乗せることができるのです。
ということでさっそく注文。
どーん!!!!
クリームとアイスと果物がみっちり詰まったパフェ容器にそのままケーキを乗せるといういかにも頭悪そうなインパクトのあるスイーツです。
こんな感じの先割れスプーンが渡されます。また、さすがにこのままでは食べづらいだろうっていうことで皿も渡され、必要であればケーキだけ取り分けて食べることも可能。
ひとまずそのまま食べてみるのですが、ここまで食べた辺りで(あっこれ崩れる)と察し皿に取り分けました。
このいかにもインパクトがすごいスイーツですが、実はインパクト狙いではなくきちんとした理由があったそう。詳しくはこの下のリンクから別の方が書いてくださった記事を見てください。そちらの方が面白く書かれていますので…
インパクトだけでなくボリュームもすごいので、甘党の人でも大満足なスイーツですね。ただ結構どっしりとしているので、私はストレートティーが欲しかったです。
なお私は一人旅なので当然青年1人がパフェと格闘する図が出来上がっていたのですが、店内は案外男性のみのグループもいたので男子1人だろうが結構安心して入れると思います。たぶん。ただこのパフェはやはり誰かと食べた方が美味しいと思います。
ごちそうさまでした。
ちなみにお店はコチラ↓
(google map より)
食後は再び阪急。なんかこの塗装前にも見たような…??
JR京都神戸線がクロスシートということで、阪急もクロスシートの列車が来ないものかと何本か待ってみたのですが、阪急の平日ラッシュはほとんどロングシートらしいので諦めて乗ることにしました。時間の無駄遣い!
写すものが無かったので一気に宿河原。この駅も、「大阪梅田」に改称された梅田駅のように、「河原町」から「京都河原町」へと改名されています。
駅名表回収。フリー切符を持っているので、即座に目の前に停まっている列車に乗り込んで折り返します。
桂で嵐山線へお乗り換え。この時間帯は線内のみの区間列車で対応してるようで、こちらはクロスシートでした。地味に阪急初のクロスシート。
桂発車直後はやや混んでいましたが、嵐山に近づくにつれ空いてきて、嵐山到着前はもうすっかりガラガラでした。
嵐山到着。いかにも和風な飾りのオシャレな装飾がなされた駅ですが、人気が無いのでなんか空しいというか…
駅舎をパシャリ。
これから宿へ向かいます。
宿は嵐電の駅のそばにあるので歩きますが…暗いし人がいない。
ちなみに写真は渡月橋ですが、見ての通りほとんど全く人がいません。日中は外国人だらけで酷い混雑を見せる渡月橋ですが、朝夕はさすがにいないようです(当然)
川の様子は分かりませんでしたが、水量が多いのかはたまた流れが強いのか、ごうごうと音をたてていました。落ちたら助からないかもしれませんね?
フルサービスじゃなくても十分?カプセル「タイプ」のお宿
ということで嵐電嵐山駅。ホテルは嵐電のそば…というより、嵐電の駅舎に併設される形であります。恐ろしいほど便利な立地です。
入口はコチラ。向かって右側にあります。
ホテルの名前は「ファーストキャビン京都嵐山」。結構高そうなイメージばかりだった京都では安い宿で、だからといってゲストハウスというわけでもないようです。
3階がフロント、2階と3階が客室となっているようです。
この宿はカプセルタイプのホテル、法律上で「簡易宿所」に分類されるホテルです。法律上、残念ながら各個室には鍵をかけることができませんが、その代わりカプセルルームの入口自体に鍵付きドアを設けており、受付で借りるカードキーをかざさないと入れない仕組み。セキュリティはバッチリです。
ということで内部。カプセルホテルと言えば上下2段に分かれているのですが、このお宿は1段のみで天井まで高さがあります。余裕で立てます。
カプセル内は清潔そのもの。寝転がると上にテレビがあり、壁に設けられたイヤホンジャックにイヤホンを挿すと音声が聞けます。このために、音質は悪いですがイヤホンがアニメティとして(つまりタダで)置いてあります。また、鍵がかけられる貴重品ボックスがあり、盗まれるとヤバイものは仕舞っておけます。
個人的に驚いたのは風呂。大浴場は無く、基本的にはシャワーを浴びる形になるのですが、この宿はシャワー室だけでなくバスタブのついたお風呂があります。イメージ的には家庭によくあるやつです。こんなんあるとは思わなかったよ。
他にも洗面台、コインランドリー、洋式お手洗いもついていて、しかもどこも清潔。しかもフロントの目の前のロビーには電子レンジがあります。
まさしく、いらないところを極限まで削って必要なものは詰め込んだ、終日動き回るタイプの旅行者にとって最適なホテルです。
カプセルタイプということであまり期待はしていませんでしたが、蓋を開けてみると十分すぎるサービスのお宿でした。これで2500円ですよ。9月の平日で素泊まりであったことを考えても十分安いお宿です。
割と全国にあるチェーンなので、これからもどこかでお世話になりそうですね。
ひとまず、今回はここで寝ます。おやすみなさい。
続きます。
次↓
まだ
マルーンの電車で梅田へ・球児たちのカツ丼 2019関西食旅#6
前回、ここ神戸から神戸市営に乗り地下鉄を完乗。
相当な時間が経ってしまいましたが、これより当初の目的地、大阪方面へ向かいます。
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前回↓
ということで用意したのがコチラ。阪急阪神1dayパスです。阪急線・阪神線・神戸高速鉄道線が全線乗り放題で1200円というスグレモノ。というか前回の神戸市営1日券が高すぎるような?
ということで早速改札内へ。
階段を降りると、間もなく列車がやってきました。こちらは阪神線の電車。阪神線と阪急線は全く別の路線を持ちますが、どちらも三宮辺りから西は「神戸高速鉄道」という鉄道路線に乗り入れており、そしてここ高速神戸で合流します。
この神戸高速鉄道ですが、普通の鉄道会社は線路と車両を同一会社が持ち一体的に運行・整備することが多い(当然例外アリ)のに対し、この会社は自社線路を一切持たず阪急・阪神・神鉄・山陽の車両を使って運行させるというずいぶんと特殊な会社だったりします。
阪神は今はお呼びでない(オイ
ということでその後にやってきたマルーンカラーの電車に乗ります。阪急線ですね。
阪急電鉄、通称阪急は大阪梅田から京都方面、神戸方面と北大阪エリアをカバーする大手私鉄の1社です。そして、その最大の特徴は、全列車が全面マルーン色塗装で統一されている点にあると言えます。言い換えれば、「阪急と言えばマルーン」。
そのため、関西の電車はよくわからない私はおろか、鉄オタでなくとも小豆色一色の塗装の列車を見れば1発で阪急であるとわかります。ただ統一塗装なので、ある車両を見ても古いんだか新しいんだかよくわからないんですよね(笑)。前面とかよーくみると結構いろいろな違いがありますが。
阪急のブランドイメージと化しているこの塗装ですが、もう半世紀以上も続く伝統となっているんだそう。他社はむき出しの銀色のままにすることの多いステンレス・アルミ車体の電車であってもキッチリとマルーン1色に染め上げます。
この塗装を一時期やめる検討をしたこともあったようですが、沿線住民からやめないでほしいという意見があったこともありこの塗装は現代に続く伝統色となっています。赤1色の京急や通勤電車は青中心の小田急のように、普段伝統色をまとう鉄道会社も特急車や一部車両には黄色とか白とか使っているケースがあるのですが、阪急はもう徹底してマルーン1色に染め上がっています(白帯くらいはある)。なお東武に伝統色は無い模様
伝統色からして特徴の強すぎる阪急ですが、その名物の一つといえばコレでしょうか。各方面から伸びる神戸線・京都線・宝塚線は、十三駅で一ヵ所に集結し大阪の巨大ターミナル駅梅田へと続きます。その間(十三ー大阪梅田)は私鉄最大の三複線となります。
三複線区間唯一の途中駅中津。ホームが非常に狭いです。なんか無理やり作っちゃった感じの駅ですね…
そしてもう一つの名物がコレ。3本の複線は終点梅田で1複線あたり3本に分かれ駅へと伸びます。
終点梅田駅に到着。全ての路線がここ梅田駅で終点となるため、9本もの線路がずらっと並んだ櫛形の頭端式ホームとなっています。頭端式ホームっていうだけなら東上線池袋駅、東急線鎌田駅、JR上野駅等にも見られますが、その規模と壮大さでは追随を許さないレベルです。
でもまあ…東京駅とか新宿駅のような通過型のターミナル駅に慣れきっている私からするとずいぶんと見慣れないなあ…って思っちゃったり(笑)
なおこの駅は古くから梅田駅であり、実際私が訪れたときもまだ「梅田駅」だったのですが、その数か月後に「大阪梅田」へと変更がなされました。大阪駅と梅田駅は同じところにあるのですが、なんでも観光客とかには分かりにくかったそーで。中には大阪駅でタクシーつかまえて「梅田まで」と言いキレられるというエピソードも存在しますw
せっかくの梅田なので色々見ていきたいところではありますが、時間はもうお昼近くなのでいい加減昼食予定地へ行かなければいけません。とりあえず改札を抜けます。
梅田ダンジョンとも比喩される多層構造複雑怪奇な駅を抜け、阪神の梅田駅までやってきました。気を抜けばすぐ迷いそうな構造でしたが、一応案内板の通りに進んだ結果そんなに迷わず来れました。まあまあ歩きます。
阪神はオレンジの車両が急行で青の車両が各駅停車ということしかわからないのですが、私の目の前に停まっているのはどう見ても赤い列車。どういうこっちゃ。
どうやらこの列車が先発の優等列車で、目的地へはこの列車が最も早く着くようです。
(もしかして:山陽電鉄の車両)
[梅田→甲子園 阪神本線]
神戸方面に向けて乗車電は軽快にすっ飛ばしていきます。阪神の列車はどうやら退避が多く、そのため各駅停車(青)と急行(オレンジ)で運用を分けて各停に高加速性能の通称「ジェットカー」と入れているんだとか。
結構あっさりと甲子園駅に到着。
甲子園と言えば全国高校野球甲子園の舞台であり、プロ野球阪神タイガースの本拠地でもありますが、なんせ私はスポーツなぞロクにわからないペーペー。特に球技に関しては才能が無いんじゃないかって思えるレベルのニブさを誇ります。そんなワケなのでここに来た理由はやきう関連ではありません。ちなみにどれくらい才能ないかというと、野球ではバットに球が当たらず、ボールを投げればまずバッターまで届かず、サッカーでは高く飛んだボールをうっかり「手で」弾き(ルール違反)、バスケではドリブル中にボールが変な方向へ転がり始め、バレーでは手首を痛め、テニスは打ち返したボールが勢いよくネットへ激突し…。んで唯一マトモにできるのが卓球で、それすらも打ち返す方向が安定しないというね。
まあそんな才能の無さはさておき、肝心の甲子園は駅を出るとすぐ見えます。が、目の前には高速道路があり、駅を出ても全体が見えないというなんとも残念仕様となっております。
本日はやきうはやってない様子。タイガースショップという完全にファン向けの施設がありました。
近くのローソンもタイガース仕様。トラの色なんでしょうけれども、やきうにほぼ全く興味がない私にはこれがノリタマゴの色に見えて仕方ないんですよね()
甲子園脇の道路をてくてくと歩きます…
球児のための大盛カツ丼
ということで、昼食としてここ「大力食堂」さんにやってきました。
ここは甲子園球場から少し離れたアーケード街にある、個人経営の小さな店です。が、写真右下にチラっと写っているように、テレビの取材も何度か来ている地味に有名な店でもあります。
中に入ります。中には、色紙がびっしり!
テーブルの1席に座ります。お昼時間帯を少し過ぎていたこともあって、店内は地元の人と思われる方々が何名かのみでした。
食堂というだけあっていろいろなメニューがありますが、私は迷わずカツ丼(小)を注文。注文時点で600円となかなかのリーズナブルな価格。このカツ丼こそが、この店の名物なんだそう。
食堂らしく、注文からまあまあな時間待つと注文がやってきました。
ででん!!
もはや(小)とは。
そう、この店はとにかく量が多いことで定評があります。(小)ではありますが、お米だけで1号近くはあるようです。というか食いきれるのかこれ?
(「撮って即座に食べる」を方針としているため素早く撮って冷めぬうちに食べ始めましたが、見栄え的には玉ねぎを上に乗せとくべきだった気がする)
どこぞのコンビニのカツ丼なんかとは違い、カツは薄っぺらいわけがありません。しっとりした衣は、カツ丼のタレをたっぷり含んでいます。これはイケる。
見栄えは悪いですが、丼の中。見事なまでのつゆだくです。
カツ丼ということで、会津若松での死闘(大げさ)レベルになるかと思いましたが、思った以上にスルスルを食べられます。つゆだくっていうのもあるのでしょうか。
ということで、完食。会津でのソースカツ丼ほどのヤバさもなく、無事食べきることができました。それでもものすごい満足感。
テレビの取材に来るほどの名物というのが、かつて販売されていた「カツ丼(大)」というもの。私が食べた(小)でも結構なボリュームがありましたが、(大)ともなるとさらにボリュームが増えるそうで、食べ盛り真っ只中の野球部高校生も大満足の量…だったらしいです。
現在は残念なことに提供終了となっています。テレビで紹介された影響なのか、この店に来てカツ丼(大)を注文する女性が増えたようで…もちろん、食べきれるならいいですし、実際食べきれる女性がいるのも事実ですが、問題となったのはインスタ女子。所謂「インスタ映え」の為にカツ丼(大)を注文し、平然と残して帰る人が続出したらしいとのことです。もともとと言えば、大盛のカツ丼は「高校球児のために」始めたものだそうで、店主側も中止は苦渋の決断だったそう。私としてもふざけた話だと思うし、やるせない話だと思うし、平然と残したヤツには怒りがふつふつと湧いてくるものです。「お金払ったんだから後は自由にしたっていいでしょ」という理論をかざす人もいるようですが、私には到底理解できない話です。そもそも廃棄にだってお金かかりますし。
と、ちょっとマイナスの話になってしまいましたが、大力食堂さんなかなか良いところでした。会計時、店主さんと少しおしゃべりしてから店を出ます。会話内容は忘れてしまいましたが、穏やかな夫婦で本当にいい方たちでした。
ごちそうさまでした。
いったん区切ります。続きます。
次↓
まだ
(雑談)他地方の車両の動向は分からない…というお話
こんにちは。くさせんべいです。
我が地元周辺では先日、営団改め東京メトロ03系が運用離脱し、ほぼ実質的な引退となりました。メトロ側からは引退の告知が一切なく、本当にひっそりと消えていった感じですね。私も03の引退が近いという噂を聞いてから、気づいた時には記録するよう心掛けてきましたが、なんせ気づいたらもうほぼ消滅寸前でしたからマトモな写真があまりありません。
そうやって告知なし引退に繋がった大きな理由は、やはりメトロ6000系のラストランの時に荒れに荒れまくったからなんじゃないかと思います。私もラストランの日に行きました(狙ったわけではなく、「6000系特別運行っていつまでだっけ」→「やべぇ明日じゃん!」→ラストラン当日乗車の流れ)が、始発の北綾瀬ではホームいっぱいに子供も若者もオジサンもずらっと並んでる状態でした。私は荒れると分かり切っていた先頭車を避け、しかも往路途中駅で降りたので詳細は分からないのですが、どうやら復路でトラブルが起きた様子。聞いた限りでは先頭車に押し寄せた鉄ヲタと僅かな一般人が缶詰のごとく押し込まれ乗車率が限界突破、北千住発車前後に乗客の1人が倒れたため非常停止ボタンが押され緊急停止したそうな。ダイヤは乱れるし一般人にも影響が出てメディアからはフルボッコにされるということで、そりゃメトロ側もブチ切れ必至ですわ(ちなみに復路は駅で撮影をしていましたが、その時点で数分遅れとなっていました)。
そんなワケで同業者(鉄道ファン)からも問題視されるようなラストランを前回迎えたうえ、昨今のなんちゃらウイルスがトドメとなって無告知引退となったと思われるのですが、なんせ引退したという話はあくまでネット上からの情報なので、一般人や鉄道ファンになりたての初心者、また03系の動向を気にしていなかった他地方の鉄道ファンには、まだ引退の噂は浸透していないんじゃないか…と思っています。
私の場合ですと、地元に住んでいて特にここ近年はほぼ毎日電車に乗っていたので、03系の遭遇率が大幅に低下していることに気づいて「引退までは秒読みだな…」と感じていましたが、それは地元の人だから分かるのであって、他地方の人だとあとどれくらいで引退に至るのか以外とわからないものです。
私が現在動向を注目しているのは、JR九州のキハ66と415系。使いまわしのこれらの写真は、前者がキハ40、後者が115系という全くの別物ですが、窓の配置や形はよく似ているやつです。というのもこれら九州の2車両は新型車両に置き換わることが既に決定しており、今度のダイヤ改正で一部列車が新型による運用へと切り替わります。
関東ですとあまりお金をかけずに乗りに行けるのですが、何せ九州となると長い休みも必要ですし旅行の時間も有限です。どこぞのゆーちゅーばーのように学校帰りにひょいと新幹線に乗れる財力もありませんから、車両の動向のチェックやどの運用に何が入るかを下調べすることは、旅行を有意義なものにするにあたって非常に重要なこととなります。
もちろん、どれくらいの編成が残っているかは有志の方が運営してくださる編成表のサイトで確認できますし、場合によっては運用表なんかのサイトを作ってくださっているケースもあるのですが、残念ながら地方だとその情報も少ない傾向にあります。運用のソースが1年前2年前とかフツーにありますからね。
415系は人口の多い福岡地区ですから探せば情報が出てくるでしょうが、キハ66に関しては福岡より人口が少ない(=鉄道ファン人口も少ない=目撃情報を流すファンはもっと少ない)ので、情報も少ない可能性が高いです。
頻繁に行けないので、乗りたいなら旅行に行く時期を考えなければいけませんし、引退まで秒読みなら予定を前倒しする必要性も出てきます。そんなわけで情報はあっても足りないくらいなのですが…東京ほどそう簡単には情報が手に入らないよね、っていう話でした。
ちなみにこの写真の奥に写っているのは719系で、もともと磐越西線にいた0番台を予備車用に?秋田地区に持ってきた編成なのですが、これの運用の情報のソースが古く、こうして偶然に出会うまで本当に存在するのかすら半信半疑でした。今度の旅行ではこの編成に乗るスケジュールを立てていたのですが、残念ながら旅行当日を迎える前に廃車になってしまったとの情報が入ってきました。引退するまで情報が入ってこないこともありますし、今回のようにほぼ突然に消えることもあるのが地方線区なんですよね…。
ちなみに時刻表では、特急車両なら「一般型車両で運転*1」「新型車両で運転」と表記…されていたのがさらにパワーアップして、特急型も指定席付き快速も車両形式が表記されるようになり、現在では簡単に運用を調べることができるのですが、それはあくまで「特急」「指定席付き列車」の話であって、指定席のついていない車両に関しては残念ながら現在も運用を調べるのは簡単ではない状態です。そもそもどこぞのKやらMやらTやらのように、同じ時間の運用だけど新型車両・旧型車両のどちらかが運用に入るかは日によってコロコロ変わるなんてこともありますからね。
神戸市営完乗と新幹線見学 2019関西食旅#5
関西旅2日目、朝食を食べたのち、移動を再開します。
和田岬駅からひとまずは新長田方面に向かいます。
※今回は移動のみ
記事リンク↓
前回↓
さて電車がやってきたので乗車…ってコレ、お隣の御崎公園止まりの列車じゃないですか…
早々に出鼻をくじかれつつ、とりあえずはお隣の駅へ向かいます。
ひとまずは駅名標を撮影。
改札内を歩いてみましたが、やはり地下駅ということで特に何も無く。時間は短かったので地上には上がりませんでした。
ということで次の新長田行に乗車。これで終点まで向かいます。
[御崎公園→新長田 海岸線]
終点新長田に到着。即座に西神・山手線へ乗り換えます。
この海岸線と西神・山手線はどちらも神戸市営なのですが、路線は地味に離れていて結構歩かされました。普通は隣接するように作るのでは…?と思ったのですが実際のところどうなのでしょう?
乗車する西神中央行がやってきました。先ほど見た新神戸・谷上方面行と違って、見るからに新しそうな列車がやってきました。関西はイマイチ知らないので形式はわからないですが。
列車は途中地上区間に出て…かと思えばまたトンネルに入ったりします。どうやら西神中央はやや高台にあるようです。
終点西神中央に到着。
トンネルに入ったり出たりと、西神中央付近はどうにも山岳路線?っぽい雰囲気がありましたが、西神中央の駅前はビルやら何やらが建っていました。しかも結構綺麗に整備されている様子。
折り返し列車に乗ります。どうせなら違う形式を…と思ったのですが、どうやらさっきと同じ形式のようですね。
列車は山間?を進みます。道中、学生の団体が乗ってきました。
西神・山手線の反対側の終点、新神戸に到着。列車はここから北神急行線に入り終点谷上駅へ向かうのですが、私はここで降ります。その先は1日券が使えない上に、地味にお高いので…
改札を出て地上へ上がると、JRの新神戸駅に行けます。新神戸駅は山に挟まれた駅で、JRの在来線とは離れています。ちなみにこの駅には見学しにきただけです。
入場券を購入して改札内に入ります。スーツケースを持った若者ということで、やはりというか土産売り場の人に新幹線に乗る客なのかと間違えられました。仕方ないね。
さてこの駅に来た理由ですが、山陽新幹線では新神戸・岡山・広島・小倉・博多の5駅で2016年より発車メロディーとして、ゴダイゴの「銀河鉄道999」が使われており、それを聞きにいくためでした。姫路駅とかに採用されていれば昨日のうちに聞きに行けたのですが、姫路って一部列車は通過するんですね?
さて、下りのこだま号がやってくるようです
…ってええええええ?!
今このタイミングで来るぅ?!
この車両は新幹線の速達化を目的として造られた、とんがったノーズが特徴の500系新幹線で、初期はのぞみ号として東京駅にも乗り入れてました。私がまだ鉄ヲタになっていない頃ですが、丁度私たちの世代が「のぞみの花形は500系!」という世代でした。
で、現在は短編成化のうえでこだま号として運転されています。で、そのうちの1編成はこのようにサンリオの「ハローキティ」のラッピングを施して運転されています。運用は決まっているので簡単に狙いにいけるのですが、あんまり長くない滞在時間の間に来るとは思わなかったです。
お見送り。キリッと決まった顔にピンク色というのは何とも不思議な組み合わせです。例えるなら…そう…カッコいい感じ男の子が女子たちに着ぐるみ人形にされて女装されられたら思ったより似合っていた的な(どんな例えだよ
ちなみにこの前はエヴァンゲリオンラッピングを施していました。思えばあれが、不可侵のような雰囲気のあった新幹線とアニメの初コラボだったんですよね。
その後は撮ったり聞いたり。ただこの駅は、いくらカーブの途中の駅といえど柵があるので、撮影にはあまり向いてなさそうな印象ですね。
見学を適当に切り上げ、再び神戸市営。これで神戸の中心街三宮へと向かいます。車両は今回は違うのが来てくれました。
ここから未乗区間に乗るべくまた海岸線へと向かったのですが、改札の人に「海岸線ってどこですかー?」って聞いたら、ホーム通って反対側の改札口向かえと案内されました。結構離れてるんですね?
ここから本日の出発地点神戸駅に戻り、同時にこれにて神戸市営地下鉄完乗となります。車両は同じやつですね。
これにて神戸市営地下鉄完乗です。なんだか時間を無駄にした気がしないでもないですが、そんな思考は大阪湾にでも沈めておくことにしましょう。
ここからはJR…は使わないので、ある路線で大阪に向かうことにします。が、今回はここまで。
つづきます。
次↓
まだ
(雑記)東武・東京メトロ直通「THライナー」続報!沿線住民の雑談
こんにちは。くさせんべいです。
東武伊勢崎線(スカイツリーライン)・東京メトロ日比谷線を直通するライナー列車「THライナー」の時刻表および料金が東京メトロのHPより発表されました!
基本情報はコチラ↓
とりあえずは情報を。
料金
大人 久喜~春日部 ⇔メトロ線内 680円
せんげん台・新越谷⇔メトロ線内 580円
小児 久喜~春日部 ⇔メトロ線内 300円
せんげん台・新越谷⇔メトロ線内 350円
整理券制でなく、座席指定制です。
乗車には座席指定券が必要です。
指定席券は1ヶ月前から販売されます。が、最初だけ2020/5/30販売開始です。
運行時刻
黒字…平日
赤字…休日
レ……通過
(数字) 発車(または到着)時刻
上り
2号 4号 2号 4号
久喜 6:12 8:13 8:13 9:23
東武動物公園 6:20 8:21 8:21 9:31
春日部 6:26 8:28 8:28 9:38
せんげん台 6:32 8:34 8:34 9:44
新越谷 6:40 8:43 8:41 9:51
北千住 レ レ レ レ
上野 7:07 9:08 9:07 10:17
秋葉原 7:11 9:13 9:11 10:21
茅場町 7:18 9:19 9:17 10:27
銀座 7:27 9:28 9:26 10:36
霞ケ関 7:31 9:32 9:30 10:40
虎ノ門ヒルズ 7:33 9:35 9:32 10:42
神谷町 7:35 9:36 9:34 10:44
六本木 7:38 9:39 9:37 10:47
広尾 7:41 9:43 9:40 10:50
恵比寿 7:44 9:46 9:43 10:53
下り
1号 3号 5号 7号 9号
霞ケ関 18:02 19:02 20:02 21:02 22:02
銀座 18:07 19:07 20:07 21:07 22:07
茅場町 18:15 19:15 20:15 21:15 22:15
秋葉原 18:21 19:21 20:21 21:21 22:21
上野 18:25 19:25 20:25 21:25 22:25
北千住 レ レ レ レ レ
新越谷 18:53 19:53 20:53 21:53 22:53
せんげん台 19:00 20:00 21:00 22:00 23:00
春日部 19:06 20:06 21:06 22:06 23:06
東武動物公園 19:11 20:11 21:11 22:11 23:11
久喜 19:19 20:19 21:19 22:19 23:19
1号 3号 5号 7号 9号
霞ケ関 16:02 17:02 18:02 19:02 20:02
銀座 16:06 17:06 18:06 19:06 20:06
茅場町 16:14 17:14 18:14 19:14 20:14
秋葉原 16:21 17:21 18:21 19:21 20:21
上野 16:25 17:25 18:25 19:25 20:25
北千住 レ レ レ レ レ
新越谷 16:52 16:58 18:53 19:53 20:53
せんげん台 16:58 18:00 19:00 20:00 21:00
春日部 17:04 18:06 19:06 20:06 21:06
東武動物公園 17:10 18:11 19:11 20:11 21:11
久喜 17:17 18:19 19:19 20:19 21:19
雑談
ということで時刻・料金が発表されました。やはりというか、本線ライナーより高くなってしまいましたね(本線は上り520円・下り420円)。
おそらく、
・距離が長い
・メトロとの共同運行
この2点が今回のライナー料金が割高になった要因かなって思います。
また、座席のシステムがどのようになるのかが不明でしたが、結果的には「座席指定」という東武の特急のようなシステムに落ち着きました。普段は1ヶ月前から販売されるようですが、最初だけは1週間前の5/30販売開始となるようです。
なお200円高くなるようですが座席指定なしの飛び乗りも可能のようです。
また、平日と土休日での本数の差はなく、平日は出勤帰宅に合わせた朝早め夜遅めのダイヤとなり、休日は都内お出かけ層をターゲットにしたと思われる朝遅め夜早めのダイヤとなっています。また、下り列車は土休日の1号を除き、完全に毎時1本のパターンダイヤとなっています。これは大変便利ですね。
料金が比較的高くなってしまったため、その辺で不満が噴出しないかが心配ですが、土休日はほぼ終日、スカイツリーライン内を走る特急の乗車率が良い印象のため、THライナーの乗車率もそんなに悪くならないんじゃないかと思います。特に朝方の上り列車は曜日問わず草加・西新井以降で相当な混雑を見せるため、それらを回避したい層を中心にそれなりの需要は発掘できるんじゃないかと思います。
私としては、料金的には気軽にホイホイ乗れる金額じゃなくなっちゃった感じではありますが、それでも「とにかく座りたいっ…!!!」っていうケースが存在することは事実なので、運転開始は大変喜ばしい事実です。
乗車時間も1時間以上と、鉄っちゃん的にもそれなりに満足な乗車時間だと思います。
JRダイヤ改正でのファーストラン列車に見向きもしなかった私ですが、この列車は長らく待ち望んだ列車ですので、是非ともファーストランに乗りたいところです。が、5/30販売開始とは言ってましたが、具体的に何時から販売が開始されるのでしょうか??
大幅ダイヤ改正の時期ではないので、おそらくあちこちの鉄道系YouTuberも食いついてくることは間違いないでしょうし、座席が取れるかは完全に不明です。もし取れなかったら、そのファーストランの撮影にでも繰り出すことにしましょうか。
ぼっかけうどんと神戸市営地下鉄 2019関西食旅#4
おはようございます。くさせんべいです。
1日目は青春18きっぷで東海道線を西進してきました。今回はJRを一切使わない私鉄回(正確には公営の地下鉄も使うけど)になります。
このホテル、立地がすごくよくサービスも結構いいホテルなのにリーズナブルな価格でいいホテルですね。喫煙室でさえなければ…
記事リンク↓
前回↓
食事パート↓
荷物をまとめ、フロントに降りてきました。フロントの広間挟んで反対側には朝食会場があります。こういうホテルのビュッフェって結構好き…いや大好きなんですけれども、1200円もかかるとのことで断念。いつかこんな金額をポンと払えるようになりたいものです。
チェックアウト。今回の部屋間違えはおいといて、神戸に来たときはリピしてもいいホテルだったなと思います。雰囲気がよき。
ちなみに1階にはホテル直結のコンビニがありました。私は使いませんでしたが、便利そうですね。
神戸駅の付近は南北の地下通路が整備されていて、ホテルはそこに面する入口があります。なんて便利!
地下通路を南へずずいずずいと進んでいきます。マクドナルドが近隣に2店舗とはすごい都会。
やってきたのは神戸市営地下鉄のハーバーランド駅。JR神戸駅から徒歩圏内です。
1日乗車券800円…地味に高い…
(爪が短いのは気にしない)
もったいないので神戸市営を完乗する方針でいきます。
ちっこい最小限のコンビニ。スペースに限りがあったためかATM等だけ分離されてここにあるんですが、ここだけ切り取ると違和感MAXですね(笑)
改札を入ります。
新長田行の電車に乗ります。ところでまだ朝食を食べてないんですけど、朝食食べずに電車に乗るなんて何年ぶりなんでしょう?(普段は始発時間帯であっても朝食は食べる)
先日はJRでやってきた和田岬へ。
ここから、とある店へ向かいます。
と、その前にJRの和田岬駅をちらりと。あ、ホームに屋根あるんですね…
ただやっぱり短い上に駅舎らしいものはロクにありませんけど。
神戸の郷土料理?ぼっかけうどん
旅の1ヶ月くらい前でしょうか。この辺りで何を食べようかと考え、その1つとして郷土料理を調べていたところ、郷土料理をまとめたサイトにて「ぼっかけうどん」なる料理が紹介されていました。
で、「なんか美味しそうじゃない?」と。
ということでやってきたのはこちら。「味沢」という店です。
店内はいかにも立ち食い蕎麦屋という感じの雰囲気です。
ぼっかけうどんは410円。
そもそも「ぼっかけって何だ?」となると思います。ぶっかけうどんとどう違うのか。
キッコーマンのサイトによるとこの料理は”牛スジとコンニャクを、しょうゆやみりんなどであまからく煮た料理です。”と紹介されています。そう、あの煮込んだときのトロトロ感がたまらない牛スジです。あんまり安い部位ではない印象ですが、この料理ではその牛スジをふんだんに使います。
なんでも発祥は”食料不足の戦後に兵庫県神戸市長田区にて、かつて廃棄されていた牛スジを美味しく食べる方法として考案されたのが始まりとされています。”とのこと。
「ぼっかけ」の語源は諸説あるようですが、郷土料理のサイトによると”「ぶっかける」という意味から来ているという説が有力”なんだそう。
ということで注文した「ぼっかけうどん」です!庶民向けのファストフードらしく立ち食いスタイルで食べます。
旨い!牛スジは勿論トロトロ。少し濃いめ牛スジと関西風の味付けのつゆとネギがうまく絡み合ってたまらない味になっています!
私はうどんというものがあまり好みではない*1のですが、このぼっかけうどんだったら喜んで食べられそうです。美味しい!
牛スジとつゆは茶色ですが、白いうどんと青いネギが対比的な色になっていて見栄えもいいです。
きっちり完食。たいへん美味しかったです。というか2杯目いくか割と真剣に考えてしまったほどでした。ごちそうさまでした。
神戸牛や明石焼きに比べると知名度では劣りますが、本当に美味しいので是非ともオススメできる1品です!
今回訪れた「味沢」のHP
なんとネット注文もできるようですよ!しかも1食税込み220円とお安いお値段!(ただし送料がかかる模様)
郷土料理のサイトはこちら↓
キッコーマンのサイト↓
ちょっと短いですがいったんここで切ります。
この後は神戸市営に乗っていきます。
次↓
まだ
*1:正確にはそこまで嫌いではないが、「うどん、蕎麦、ご飯」の3択で選べるなら蕎麦かご飯を選ぶくらい
103系と和田岬線・稲荷寿司の夜食 2019関西食旅#3
さてさて、前回神戸駅までやってまいりました。今日の宿はここがJR最寄り駅となるのですが、ちょっと用事をこなしに即Uターンします。
記事リンク↓
前回↓
2つの新快速・姫路駅の「えきそば」は蕎麦じゃない? 2019関西食旅#2
食事部分(短め)↓
207系?は地味に初乗車です。
[神戸→兵庫 JR神戸線]
その用事というのがコレ。大阪環状線から撤退したことで話題となった103系が残る「和田岬線」です。じつは山陽本線の支線扱いだとか。
ちょうど乗り換え?改札を通過したところで電車が到着し、サラリーマンが降りてきました…って、人数多っ?!
和田岬線は支線であるうえに日中時間帯は1本も電車が走らない路線ということで、わが地元東武大師線みたいな短編成ローカル?輸送を担っているのかと思いきや、20m級車体6両編成という私鉄近郊列車並みの輸送力を持った車両が大活躍する通勤路線だったようです。イメージと全然違う…
関東圏の鉄道を管轄するJR東日本からはかなり早い時期に103系が撤退しており、私自身103系には乗ったことがありませんでした。大阪環状線から103系が撤退してしまったということで、車歴的にもそろそろ全滅へのカウントダウンが始まるんじゃないかと思い急遽乗ってきました。
国鉄時代に大量製造された車両ということですが、車内はリニューアルされておりあまり古さは感じませんでした。むしろ武蔵野線の205系の方が車歴が若いはずなのに古さを感じてしまいます。
兵庫を発車して僅か数分で到着。ものすごく近い距離でした。
ホームには屋根がなく、というか駅舎らしいものすらありません。1駅だけの盲腸線ということで改札は兵庫駅で終わらせてしまうのですが、同じ方式の改札を行っている東武大師線とはやはり性質が全く違うようです。当たり前だ。
駅前にはファミマがあり、そこが待合室代わりになっている印象です。
真っ暗のなかやることもないので、折り返しの列車で即座に戻ります。
ということですぐさま兵庫駅到着。人が降りたタイミングで車内の写真を撮ってみます。シートは青モケットで、結構柔らかい方だった記憶があります。
ということで、103系初乗車でした。この時点での私は103系がここから結構なスピードで淘汰が進んでいくものだと思っていたのですが、つい先日(執筆時点)これまた国鉄を代表する列車の1つであった201系が余命宣告され、103系よりも早く全滅してしまうことが決定してしまいました(なお103系はしれっと生き残る様子)。例によって201系も未乗車両なので、また来年度関西行く用事が出来てしまう結果となりました。
兵庫駅自体は有人駅であるものの、和田岬線側の窓口は無人化されているようです(自動改札機は別のところに存在)。青春18きっぷでは通れないのでJR西日本のコールセンターを使用。初めて使いました。
駅前をちょっとだけ回ってから先ほどの神戸駅へ
[兵庫→神戸 神戸線]
神戸駅に到着。階段を降りると、最北のホームへの通路がありました。この時間は使えないようですが、そもそもこのホームを使うことはあるのでしょうか?
神戸駅の北側に出て駅舎をパシャリ。神戸駅は東海道線の終点であり、山陽本線の始点でもあります。…が、駅舎は高架化されていて当時の面影らしいものは全く無く、JR神戸線の中間駅として機能してるそうです。しかも2つ隣の三ノ宮のほうが発展しているという…
神戸駅を離れ、ホテルへ向かいます。
ホテルは高速神戸駅の付近ですが、何せ地下駅なものなので目安が分かりません。
少し迷いましたが、無事到着。今日はここ「チサンホテル神戸」に宿泊します。
なかなかリーズナブルなビジネスホテルではありましたが、その割には立派なエントランスがついていました。一瞬もっと高級なホテルなんじゃないかと疑ったくらい。しかもアニメティも豊富。
早速チェックインします。今回はシングル喫煙室です。
え?
喫煙室??
予約間違えてるぅーーーーΣ(゚д゚lll)ーーーー!!!
てっきり禁煙室かと思い込んで予約したようです…ダメ元でホテルの方に禁煙室にかえてもらえないかとお願いするも、禁煙室本日は満室とのこと。Oh...orz
フロントの人に謝られつつも空気清浄機があるからそれを使ってくれと案内されました。完全に自業自得な事態なのに丁寧に対応してくださいました。いい人だ…(´・ω・`)
仕方ないので空気清浄機をフル稼働します。しばらくするとヤニ臭も落ち着いてきました。
写真はシーツをめくってしまった後なので乱れていますが、室内はしっかり掃除されていて清潔感がありました。
豊橋稲荷で夜食
豊橋駅で買っておいた「壷屋」の稲荷寿司を取り出します。本当は夕食にでもするつもりだったのですが、姫路駅でえきそば見つけて、(しかも大盛で)食べてしまったせいであんまりお腹が空いていません。が、汁漏れが起こっていることから早く駄目になってしまうことは明白であり、しかもこの時を逃すと食べずにポイすることになりかねなかったので食べることに。
中には関東に多いとされる俵型のおいなりが7つ入っていました。汁漏れが起こっていたように、この稲荷のおあげには汁がたっぷり含まれているようです。具材入りの稲荷もあったようですが、私は(関東では)オーソドックスな白米の稲荷にしました。
この稲荷を買おうと思ったきっかけは、古本として売り出されていた鉄道雑誌*1にこの豊橋稲荷についての記事が載っていたことです。この稲荷寿司は根強い人気があるそうですが、何か特別なタレとかそういうのがあるわけではなく、代わりに1つ1つを丁寧に昔ながらのレシピ通りに作っているのだそうです。そのこだわりが垣間見えます*2。
ところでこの豊橋駅の稲荷寿司は昔ながらの駅弁であり雑誌に載るほどのものではありますが、昔は稲荷寿司は時刻表の欄外に載らないほどありふれた弁当だったそうな*3。
食べてからずいぶん時間が経ってしまったので適当な感想は言うつもりはないのですが、感じとしては甘めの味付けだったように思います。今度は空腹のときに、そしてあわよくば誰かと一緒に分け合って食べたいですね。そのときはきっと今回よりも美味しく感じられることでしょう。
次の日もやや早めの時間から動くので、日付が変わらないうちに早く寝ることにします。
では、また。
次↓
*1:鉄道ダイヤ情報第48巻11号 通巻378号 平成25年11月号 P.26-29 このページに(資)壺屋弁当部代表社員松尾浩志さんへのインタビュー記事が存在する。ちなみにこの雑誌の古本屋での販売価格は税抜100円であった。
*2:雑誌のインタビューで壷屋の松尾さんは、「油揚げを煮詰める作業は複雑なものではなく、レシピも昔から何も変えていないのですが、作業の担当者が変わると途端に『職人さんが変わったのですか?』と問い合わせしてくる常連さんもいらっしゃいますから、難しいものだと思います」と話している。壷屋のこだわりもそうだが、常連さんに愛されていることもよくわかる。
*3:ソースは忘れました。